わかめ手帖

子なし既婚のおばさんのブログです。適当に生きてますが、それなりに楽しいです。

正社員で働いたことがありません

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 就職活動をきちんとしてきませんでした

私は最近派遣の仕事を辞めて、晴れて無職になりました。しかしいつまでも家でゴロゴロしているわけにいきません。うちは裕福ではないので、仕事を探さなければいけないのです。
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 思えば私は今まで真面目に就職活動というものをしてきませんでした。

大学生の時、周りに流されて2箇所に面接を受けに行きました。「メガネ屋」「塾」という、よくわからない選択でした。おそらく目が悪かったのと、『魁!!男塾』が好きだったからだと思います。

両方とも何の準備もしないで行きました。

面接の質問に戸惑う①

最初の面接は集団面接でした。横並びの椅子に何人か座って、された質問が

「自分を色に例えると何色ですか」

でした。まさか大人がこんな質問をしてくると思わなかったので驚きました。

おそらく当時のみんなのバイブル「面接の達人/中谷彰浩・著」を読んでいれば簡単だったかもしれません。みんなこぞって読んでいましたからね。しかし私は、「面接の達人/中谷彰浩・著」を読んでいませんでした。

仕事に対する質問以外が来るとは思わなかったので戸惑いました。戸惑った挙句

 

「白です。かね・・・へへへ日に焼けてないもので」

 

みたいなことをものすごく気持ち悪く言ったような気がします。 

 

その後の記憶はないので、きっと落ちたんだと思います。

面接の質問に戸惑う②

二つ目の面接に行った時も集団面接で、端っこの席に座ったため一番初めに質問が来てしまいました。ちなみにこの時も「面接の達人/中谷彰浩・著」は読んでいませんでした。読んでいたらこんな嫌な記憶はなかったと思います。

でも志望動機や自分の特技、自分を色に例えると、など頭で整理してきました。一度経験していますから余裕です。最初の質問は

「職場で気が合わないと思った人と、どうやって仕事をしていきますか」

という真っ当な質問でした。今だったら答えられます。「協調性を持って~」的な、なんかイイ感じのことを言っておけばいいだけです。たとえ思ってなどいなくとも。でも当時の私は馬鹿だったんでしょうね。力いっぱい真っ直ぐな目で答えました。 

「なるべく目を合わさず、最低限のことしか関わらないようにします」 

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ビックリするほど冷たい目をされたことと、ほかの人たちの素晴らしい回答を死んだ目で聞いてたことを覚えています。そのあと猛烈に恥ずかしくなり、走って帰りました。

 卒業後は細々とバイト生活を送りました。 

派遣沼にはまる

バイトと契約社員(はっきり言ってバイトとの違いがよくわからない)を経て、結婚してからは派遣社員として働きました。派遣は登録さえしておけば派遣会社が仕事を探してきてくれるのでものすごく楽でした。

一応「顔合わせ」や「職場見学」という名のいわゆる面接もあるのですが、派遣会社の営業がなんかうまいこと言ってくれるので普通の面接と比べて非常に楽です。

しかも「大量募集」とか「期間限定」なんていう触れ込みのものなら、その面接すらないものもあります。「とりあえず働く」という時には、ものすごく便利です。そのため私はこの「とりあえず」の落とし穴である

短期契約を繰り返し無駄に職歴を増やしていく

という泥沼にはまってしまいました。派遣沼です。

 

今回派遣の更新をしなかったのには、「次はきちんと長く働ける職を探さなければ」という気持ちが大きくありました。おばさんからの職探し、今度こそしっかりしなくてはいけません。

ゲームもありました