わかめ手帖

子なし既婚のおばさんのブログです。適当に生きてますが、それなりに楽しいです。

【時代に】おばさんになって困ったこと【おいてかれる】

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前におばさんになって良かったことを綴りましたが、今回は反対に困ったことを書きます。いっぱいありますが、今思いつく範囲で書きますね。

www.wakametecho.com

新しいものへの興味が全くない

母が一向にPUFFY(パフィー)の区別がつかず、「2人全然違うじゃん!」と言っていたのが20数年前。今はあの頃の母の気持ちが痛いほど分かります。

私ももう秋元康の「何とか坂」とか「何とか何とか48(フォーティーエイト)」は全く分かりません。ついていけるのは前田敦子さんのいた頃までです。

エグザイル系に至っては、もう何が何だか分かりません。なんか全体的に日に焼けた男の人のグループだと思っていたら、最近は白い男の人もいるみたいで混乱します。普通の俳優さんだと思って見ていたら「あの人EXILEだよ」と言われた時の驚きは、小学校の時「枝豆って大豆になるんだよ」と教えてもらった時の驚きに匹敵します。

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「アツシさん」って人しか自信がない

でもこれって区別が付かないんじゃなくて、区別しようとする気がもうないんだと思います。どうせ覚えても新しい人たちがどんどん出てきてキリがないし、「かわいい!かっこいい!」とトキメく対象には若過ぎるから、興味が湧いてこないんだと思います。若い頃みたいに見るもの色々新鮮だった時代が羨ましいです。

読書中、内容を冒頭から忘れていく

私は小学生時代にジュニア探偵小説に出会って以来、推理小説が大好きです。ある程度の年齢までは読んでいたんですが、最近ではすっかり読まなくなっていました。しかし最近になって京極夏彦先生の「魍魎の匣(もうりょうのはこ)がアニメ化や舞台化で再ブームということを聞きつけ、また読んでみることにしました。10年ぶりくらいでしょうか。

 

読んだことがある人はご存知の通り、こちらのシリーズ、お話がめちゃくちゃ長いんです。いくらなんでも一冊が分厚過ぎなんです。文庫版1冊で6枚切り食パン3枚分くらいあります。私も10年前と違い、筋力も衰えています。重くて持てやしないのよ。寝っ転がりながらなんて到底読めませんからね。

しかし昔は時間を忘れるほど集中して読みふけった記憶があります。読み始めれば重さも忘れるだろうと、意を決して読み始めます。・・・が、10年前とは様子が違うことに気が付きます。

読んでいくうちに最初の方の内容をどんどん忘れていってしまうんです。

「これは誰?」「こいつ、死んだ?」とか言いながら、今読んでるところに指を挟んで前に戻って確認し、また「これは、誰の家族?」とか前と後ろを行ったり来たり。

まあ登場人物が覚えられない!

せっかく10ページ読んでも、それと比例して最初の5ページ分を忘れていってしまいます。行ったり来たり何回も遡って読み進めなければいけないので、結局何回も同じ人が殺されたりして、脳を整理するのにものすごく時間がかかりました。

本を読むのに「頑張る」っていう若い頃に無かった感覚。これは圧倒的に集中力が無くなっている証拠です。ただ、さすが京極夏彦先生。読み終わった後は10年前と同じく「面白かった~」という感想でした!

・・・なんですが、このブログを書いている今、内容を全く覚えていません。

かすかな記憶は、「なんか美人な女子と箱が出てきた」ってことくらい。本気で脳の老化ヤバいんですけど!なんで?なんで大人になってから読んだ物って頭に入らないの?キャパ超えてるってこと?小学校の頃読んだズッコケ三人組は、いまだに事細かく覚えてるのに!

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ポプラ社シリーズ大好き!

頭の中がいっぱいっぱい

私のどうでもいい記憶が詰まった頭の中に、新しいものがなかなか入る余地がありません。仕事や(今はしてないけど)生活でいっぱいいっぱいの中で、娯楽への優先順位を勝手に下げてしまっているのでしょうか。

新しいことに頭も体もついていけないのが、おばさんになった私の最たる困りごとです。