Nコンって知っていますか?「NHK全国学校音楽コンクール」のことで、小・中・高校生たちが地区大会から這い上がり、NHKホールで行われる全国大会で競う「合唱界の甲子園」みたいなものです。今回残念ながら高校生の部が台風19号の影響で中止になってしまいました。天災が起こった時中止で良いのか延期日を設けるのか、これからの課題となりそうですね。
このNコン、特に見ようと思って準備しているわけではないのですが、気付いたらかなりの確率で見ています。時折入る学校での練習風景なども淡々としていてちょうどいいのです。NHKは学生ロボコンも同じような感じでついつい見入ってしまいます。
NHKの番組って私は「あえて見よう」というのではなく「やっていたからつい見ちゃう」というのがとても多いです。
お昼と夕方に適切な番組構成
子供の頃から大人になって実家を出るまで、日曜のお昼といったらNHKのど自慢でした。学校の先生が「2組のみんな見てるー?」とかピースしながらノリノリで歌い始めてすぐに鐘がカーンとなってズッコケる。ゲストの冠二郎あたりもズッコケる。ここまでがセットでクスリと笑える、こんな温度が休日の遅くまで寝ていた頭にちょうど良いのです。焼きそばとか食べながらぼんやり見るのに最適でした。
また平日の夕食ができるのを待っている間に見ていたのが「フルハウス」や「アルフ」などの海外ドラマです。ドラマに笑い声が入るのが面白くて、一緒に笑いながら見ていました。あれも「絶対に見るぞ」と力を入れて見るものではなく、「あ、フルハウスやってる」くらいの感覚で、カマボコでもつまみつつご飯が炊けるのを待ちながら見るのに最適でした。
昔の教育テレビの話でみんなニッコリ
NHK、今何かと話題ですよね。偏向報道や受信料の強制徴収などで嫌いな人が増えて来ています。仕事のお昼休みなんかに「受信料払ってる払ってない」でピリピリするのも嫌だし、なんか宗教・政治同様会話のタブーみたいになってきています。でも「NHK大嫌いだから一切見ていない!」とプリプリする人に「はに丸さま~」と「おーい!はに丸」のひんべえのモノマネをすると大抵ニッコリするんですよ。「はに丸は別」らしいですよ。良かった~。
私は子供の頃NHK教育のヘビーユーザーで、熱で学校がお休みとなったら午前中は至福の時間でした。テレビのある部屋に布団を敷いて、寝ながらかぶりつきです。特に「それいけノンタック」という「おでこのメガネでデコデコデコリーン」と言いながらメガネをかけると、電柱や建物など色々な物と喋れるようになる番組が大好きでした。「ぼくは町を守っているのさ~」などとそれぞれの社会での役割を教えてくれました。
また「いちにのさんすう」ではタップくんという変な白い生き物と一緒に算数を学び、それが終わると「うたって・ゴー」で音楽を楽しみ、気付いたら一眠りしていて熱も引いているといった流れでした。もう1日休みたいから、熱が引いたのを黙っていたりして。
最近のEテレも面白いよ
最近では「地球ドラマチック」という海外ドキュメンタリー物が好きです。生き物の不思議などを紹介していくのですが、渡辺徹のナレーションが凄く良いのです。大げさでなく心地良いテンポで、 内容がすんなり入ってきます。正直これを見るまでは渡辺徹に「太っている」以外の何の感情もなかったのですが、今では郁恵ちゃんが惚れた理由もなんとなく分かる気がします。
この番組も見ようと思ってあえて見ているわけではなく、たまたまやっていて見ることがほとんどです。ふとした時につけた番組が面白いって、最高じゃないですか?
このように私は気付くとNHKの番組を見ていることが多いです。賛否あるNHKですが、私はけっこう好きというお話でした。
ちなみにおかあさんといっしょは「にこにこぷん」世代ですよ(^^)