※この記事は2020.1に書いたものです
我が家の1月の定例行事として「どんぶり選手権」があります。全国各地から選りすぐりの丼たちが東京ドームに集まり、その美味しさを競います。客である我々が、美味しいと思った丼に一票を投じる審査員になるのです!
ふるさと祭り東京
どんぶり選手権は「ふるさと祭り東京」というイベントの中で行われます。2020年は1月10日~19日に開催です。
ドームのスタンド席から日替わりで、全国のお祭りや踊りが見られるのもこの祭りの特徴です。私たちは阿波踊りとよさこい祭りを見てきました。阿波踊りというと三田村邦彦さんを思い出します。不倫がバレた時、阿波踊りを踊り狂う三田村邦彦さんのVTRが、ワイドショーで延々流されていたのはなんだったんでしょうか。よさこい祭りは広末涼子さんが全力で踊っていましたね。そんなことを思い出しながら、楽しくお祭り鑑賞をしました。
食のイベントは「どんぶり選手権」の他にもたくさん行われています。イケ麺スタンプラリー、ふるさとパン祭り、“ちょこ”っと呑みつま横丁、ご当地スイーツマルシェ等、名前だけでも全ジャンルを網羅しているのが分かります。老若男女オールOKです!
令和最初の「全国ご当地どんぶり選手権」です
「どんぶり選手権」ですが、初めにどんぶりチケットを買います。どんぶりは一律500円。いくつか食べ比べて、NO.1と思ったどんぶりに一人一票コインで投票します。
出場どんぶりはシードどんぶり・予選会突破どんぶり・殿丼の三つからなっています。
前回の投票で上位だったどんぶりはシード権を獲得。敵を迎え撃ちます。その他のどんぶりたちは予選会を突破して、やっとこの大会に出られるのです。箱根駅伝をイメージしてみると分かりやすいと思います。
さらに人気が不動の殿堂入りどんぶりもこの大会に出ますが、こちらは「殿丼」といって、投票対象外です。各メディアでやっているイケメンランキング等と同じ方式です。私たちの目当てはこの殿丼です。早速食べることにします。
うにめし丼(北海道)
2011・2012グランプリの「うにめし丼」です。圧巻の殿丼です。
利尻昆布とウニの煮汁で炊いたごはんに、たっぷりのウニといくらが乗っています。こんなの美味しいに決まっています。これを食べに来たのです。今回4枚チケットを買って4種類の丼を食べ比べしようと思ったのですが、これを2つ買ってしまいました。子供の頃あんなにウニ嫌いだったのに、あれはなんだったんでしょう。
瀬戸内お宝たこ天丼(広島)
こちらは頑張って予選会を突破してきた「瀬戸内お宝たこ天丼」です。
瀬戸内のたこと牡蠣の天ぷらが乗っています。タレはわりと甘めなので、レモンと大葉でサッパリと召し上がれ。なんとレモンも広島産ですよ。切昆布が歯茎に刺さる刺激も美味しさのうちです。
十勝牛とろ丼(北海道)
前回の投票で第3位となり、めでたくシード権を獲得した「十勝牛とろ丼」です。
アツアツごはんの上に、凍った「牛とろフレーク」という独自のフレークがかかっています。ごはんの熱でうまい具合に溶けて、牛の脂の旨味を楽しめます。ネギと刻み海苔がかかっているので、ネギトロ丼の味に似ています。
他にもいっぱい食べたよ!
食べ物がいっぱいある中、これだけで終われるわけがありません。
イケ麺スタンプラリーの「十三湖しじみラーメン」、道の駅もてぎの「とちおとめミルクアイス」、夫がどこからか買って来た「ローストコンフィ」とかいう洒落た名前の鳥の足などなど、お腹いっぱい食べてしまいました。
私は外ではお酒は飲まないのですが、夫は地酒の飲み比べもしていました。飲み比べセットがあったり、時間制1500円で日本酒飲み放題などやってるところもあり、けっこう出来上がっている人もいました。でもなぜか皆さんお行儀よく酔われていた印象。東京ドームは綺麗に使いたいですもんね。
ふるさと祭り、おススメです
私達はどんぶりメインで行きましたが、目移りするほど他のジャンルも豊富です。ドーム内のブースで分かれているので、気になったところを覗いてみると面白いと思います。食べ物だけじゃなく、ステージ上のお祭りだったり、ご当地キャラ大集合などのイベントもやっているので飽きずに楽しめます。
これだけ楽しい「ふるさと祭り」です。リピーターも多く、年々人が増えて来ている印象です。あまり混まないで欲しいですが、おススメなので色んな人に来てもらいたいというのも本音です。
私達は来年も行きますよ!どのどんぶりがシード権を獲得するのか、とても楽しみです。