Qなっつと聞いて、「何言ってんだこいつ」と思う方と、「ほうほう、とうとうあのQなっつにたどり着きなすったか・・・」と思う方、両方いると思います。
今回は主に「何言ってんだこいつ」側の人たちに向けてのブログです。Qなっつ初心者たち!説明してあげるからしっかり聞きなさいね。
落花生(ピーナッツ)の新品種!
どーんと殻付きのピーナッツこと、「落花生」でございます。
私、最近千葉県に行きましてね。千葉県といったら落花生の産地であるわけですけども、県を挙げての「ピーナッツ推し」がまあ凄いんです。常軌を逸するくらいのピーナッツ推し。
どこに行ってもピーナッツピーナッツ。お土産物屋さんに行くと、最中もまんじゅうも羊羹もクッキーもパイも全~部ピーナッツ!そしてあのオヤツなんだかオカズなんだかよく分かんないピーナッツ味噌!とにかくピーナッツまみれなんです。
ここまでされたら千葉土産はピーナッツでなければいけません。いつものように殻付きの落花生をお土産に買っていこうとしたら、新品種なるものが置いてあったので買って来たのです。
その名も「Qなっつ」
お分かりですよね?アルファベットのPの次はQ。
これまでの「Pナッツ」を超える味わいの意味を込めて「Qなっつ」!「なっつ」がひらがなである意味は不明。気になるけどそこは流して。
品種名は「千葉P114号」という鉄人チックな名前ですが、この品種のものだけが「Qなっつ」を名乗れます!
堂々たるQ
どの落花生も似ていて、QだかPだか分からないよ~、という心配はご無用。久々の新種とあって、県を挙げての売り出し中です。店頭に「これがQなっつで~す☆」みたいにPRされています。
実食
中身を出してみました。
かわいい。ぷっくりした体で、薄皮をむくとこんな感じでツヤのある豆です。私は少しの食料も逃したくないので薄皮ごと食べます。薄皮にはポリフェノールも含まれているのよ。
食べてみると、甘くておいしい!ピーナッツって、食べだしたら止まらないですよね。殻をむいては食べ、むいては食べ・・・で、机の上はあっという間に殻の山が出来ました。
アレンジ
ここで趣向を変えて、柿ピーにしてみようと思い立ちます。せっかく良いピー(Q?)なんだから、柿の方も実家からパクってきた意識高そうな柿の種にしてみます。
この意識高そうな柿の種とQナッツを合体して
柿ピーならぬ「柿キュー」の完成です。
・・・美味しい。料亭で出る柿ピーを創り出してしまった。
いつもは柿の種4にピーナッツ1で食べる私です。しかしこれはキューナッツ。キューナッツ強めで、柿の種5に対しキューナッツ2?いや、多目の柿の種を少なめのキューナッツで押さえ込む、柿の種6にキューナッツ1くらいでいくべきじゃないのか?
などと考えながら食べていたら、あっという間にキューナッツを食べ尽くすところだったので、慌てて柿キュー作戦はやめました。
柿ピーはおいしいけど、あれは安いピーナッツの方が美味しい気がしてきました。せっかくおいしい殻付きの落花生は、そのまま味わって食べた方が絶対良いです。もったいない!
~ 感想 ~
Qなっつ、甘みが強くてとても美味しいと思いました。
ただ個人的意見ですが、いわゆる「P」である今まで食べていた千葉の他の落花生の品種、「半立」や「ナカテユタカ」もとても味が濃くて美味しいので、Pを超える味であるかというと、そこは良く分かりません。
正直自分にとっては千葉産の殻付き落花生って、特別感があって「全部の品種おいしい」という、小学生の感想みたいのしか言えません。だってみんな美味しいんだもん。
ということで、味の細かい評価は落花生に精通している第三者委員会の先生とかにまかせて、「ピーナッツもキューナッツもおいしい」ということで幕を下ろしたいと思います。
千葉産落花生、千葉が誇るだけあって食べる価値ありですよ!見つけたら是非お試しくださいね。