わかめ手帖

子なし既婚のおばさんのブログです。適当に生きてますが、それなりに楽しいです。

見栄晴さんについて思うこと

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コロナの日常になってから、家にいる時間が増えましたね。やれ自粛だ、やれ感染防止だなどと家に押し込まれ、鬱々と物思いに耽ている人も多いのではないでしょうか。

私は最近、見栄晴さんのことだけを丸一日考えて、終わった日があります。

gree.jp

初めはテレビ視聴から

結構前ですが、深夜にテレビをつけたら「ギャルと恐竜」という番組をやっていました。恐竜のぬいぐるみと見栄晴さんが出て来て、並んでお喋りをしたり、一緒にクリスマスケーキを食べたりしていました。

ギャルがこれから出てくるのかな?としばらく見ていましたが、一向にギャルは出て来ず、そのままエンディングになり番組が終わりました。良く分からないまま見栄晴だけ頭に残し、番組が終わったのです。

横で見ていた夫も見栄晴さんのことが気になったのでしょう。久しぶりに見栄晴さんを見たけどあんまり変わってないと言い、「見栄晴っていくつだっけ?」と私に聞いてきたのです。

見栄晴の年齢??

みなさん今までの人生で、見栄晴さんの年齢を一瞬でも考えたことがありますか?私はなかったんでしょうね。夫の問いに大きく戸惑いました。

そう、私は見栄晴さんの年齢を、全く答えられなかったのです。

でも不思議なんです。例えば出川哲朗さんとか江頭2:50さんの場合、私は「大体55歳くらいじゃないの?」と適当に答えることが出来るのです。(今調べたらそのくらいでした。)ところが見栄晴さんの場合、その「適当に答えること」すらできなかったのです。

すぐにスマホで検索して、53歳だったことが分かりました。(※ブログ記事記入当時の年齢です)

しかしその53歳という年齢を見ても、「まだ53なんだ!」とか「もう53?」とか、「そのくらいだと思ってた!」などの感想は一切なく、「へー」という言葉しか出てきませんでした。夫に年齢を伝えても「ふーん」という返事だったので、おそらく夫も何の感想もなかったんだと思います。

その日はそれで終わったのですが、見栄晴さんの年齢を即答できなかったこと、年齢を知っても感情が何も動かなかったことが、私の心の片隅に不思議な形でぼんやりと残っていたのでした。

再度見栄晴を思い出す

ある日のこと、「われめdeポン」という麻雀番組の宣伝をTwitterか何かで見たのです。私は麻雀をやりませんが、若い頃、深夜にやっていたこの番組をよく見ていたのです。あの小柳ルミ子さんや加賀まりこさんが、蛭子さんと麻雀を打っている姿がとても面白かったのです。

 

「そういえば見栄晴もよく出てたな」と思い浮かべてしまったが最後、見栄晴が頭から離れなくなってしまいました。

しょうがないのでこの機会に、あの時見栄晴の年齢を聞かれた時の自分の感情など含めて、改めて見栄晴についてきちんと向き合ってみようと思ったのでした。

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 全然似てないけど見栄晴さん

見栄晴の定義

皆さんはガチャピンとムックが何歳か、考えたことがありますか?私は今までありませんでした。そこで、見栄晴もそれと同じなのでは?という一つの仮説にたどり着きました。

つまり出川哲朗さんや江頭2:50さんは、私の中で「芸人さん」というくくりで、生きた人間として認識していたから、分からなくても年齢がいくつくらいか想像することができたのです。

ところが見栄晴さんの場合、私は彼を芸能人や人間としてではなく、「見栄晴」という存在で認識していたのです。ガチャピンやムック、ふなっしー、ネス湖のネッシーのような物と言えば分かりやすいかと思います。

だから「いくつ?」という問いに戸惑いが隠せなかったのだと思います。だって彼はそういう次元ではなかったのですから。

おそらく彼が以前の藤本正則名義で役者業をやっていたなら、私は彼を俳優や芸能人という生きた人として見る事が出来ていたのだと思います。しかし見栄晴。そして見るといつも競馬か麻雀をしている。なんだかそういうキャラクターも相まって、私の中で次第に見栄晴が人間を超えた何か、というように認識されていったのだと思います。

このような認識の人物は、なんと私の中で他にもいるんです。

車だん吉さんです

見栄晴さんと同様、私は車だん吉さんの年齢や職業について、一切考えたことがありませんでした。あれは「車だん吉」という存在なのです。

そして車だん吉さんに至っては、私はかつて放送されていた『お笑いマンガ道場』内の「だん吉なお美のおまけコーナー」にハガキを送ったことがあるくらい、かなり思い入れが強い存在です。

でもそのハガキ、読まれなかったんです。今でも覚えているのですが、「だんちゃん、なお美ちゃん聞いてよ~!アイスクリームを買ったら上のアイスが落ちちゃってもうサイアク~☆」みたいなのを、こんな漫画を添えて送りました。

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しょ、小学校低学年だったから!というのは言い訳になりません。こんなクソみたいなハガキが読まれるわけがないのです。今こうして思い出している間も、恥ずかしさと怒りでいっぱいです。

ハガキが読まれなかった裏に、「文章や漫画っていうのはね、書きたいことをただ書くのではなく、それを読んだ人がどう思うかも考えてごらん」という、だんちゃんとなお美ちゃんのメッセージが込められている気がします。私がこうやって今ブログを書いているのも、あの時の教えが関係しているのかもしれませんね。今ハガキ送ったら、読んでもらえるかな?

まあそんな感じで車だん吉さんは、芸能人というより、お笑いマンガ道場における象徴のような存在です。

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全然似てないけど車だん吉さん
持ってるマンガはイメージです

見栄晴さんと車だん吉さんをあげましたが、この2人、共通点があります。名前が特徴的なのは勿論、二人とも浅井企画所属なんです。萩本欽一さんと繋がりが深いんですよね。欽ちゃんの側にいると、その個性があふれ出て、人間を超越した存在になるんでしょうか?

まとめ

その人の年齢・職業などを考える余地もなく、人間といったジャンルを超越した「何か」。そんな存在が皆さんの中にもいるかもしれません。

ふとそんな存在にひっかかったら、このコロナの巣ごもり期間中にじっくり考えてみるのもいいかもしれませんよ。

そしてできれば私に教えてくださいね!