わかめ手帖

子なし既婚のおばさんのブログです。適当に生きてますが、それなりに楽しいです。

知識30のおばさん、映画「鬼滅の刃」無限列車編を見に行く

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「こいつ正気か?」と思われた方もいらっしゃるかもしれませんが、前回知識ゼロで劇場版「鬼滅の刃」を見てきたおばさんが、いい歳してまた劇場版「鬼滅の刃」を見てきたという話です。

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今回はアニメ(1期)を全て見終わりまして、原作は未読なので知識30くらいにはなったかなという状態での鑑賞です。30は年齢ではありません。歳は43です。

テレビアニメを一気に見る

この「無限列車編」という劇場版は、その前にテレビで放送されていた鬼滅の刃の続きという流れで始まります。ただ「編」というタイトルからも分かるように、導入から終わりまで一つの完結したお話となっているため、単独で見ても楽しめます。前回私は全くのノー知識で見に行って、結構楽しめたことをブログでお伝えしました。

コロナの勢いが増して来て「家にいろや」ムードが高まってきたため、この機会にAmazonプライムビデオ様でアニメを一気見してしまおうと思い立ちました。そしてそのクオリティの高さにビックリして、あっという間に全て見終えてしまったのです。

ドラゴンボール大好きっ子の私からすると、アニメであんなにスピーディに話が進むなんて、ただ驚きの一言なんです。1話のうちに強敵をバッタバッタと倒すのです。ドラゴンボールZを見ている時、悟空が「ハァ~~~!!」と気をためているシーンでトイレに行きたくなってウンコをして帰って来たとしても、まだ画面の悟空は「ハァ~~~!!」と気をためています。なんなら気をためているだけで1話終わるくらいの勢いです。ドラゴンボールはそれでいいのです。だって原作に追いついちゃうもん!

最近のアニメは1期・2期等で区切るので、原作に追いつく心配がないんですね。しかしドラゴンボールで育ってきた世代からすると、対峙、決闘、決着、回想シーン等の一連の流れがわずか30分の中に詰め込まれているのを見ると、「オメエ、頭おかしいんか?」と悟空の声でつい思ってしまうのです。ドラゴンボールなら7話はゆうに使ってたよと。凄い大盤振る舞い!

そんなんで、あっという間に1期全26話を見終わりました。だいぶ知識が増えたので、再度映画を見てみたら前回と違う感情で楽しめるのではないかと思い、劇場に再び足を運んできた次第です。

ネタバレありますので、前回と同様に情報を入れたくない方は、ここから先は薄目にしたり眼球をあちこち動かしたりして工夫して読んで下さいね。

見る前の心境の変化

まっさらだった前回と今回の私は、一味違います。鬼のボスである鬼舞辻無惨にひどくムカついている状態でした。

アニメ初登場時から、マイケルジャクソン風味のシャアって感じで、私はあんまり好きなタイプではありませんでした。昭和の小学生用語でいう「かっこつけマン」みたいな感じ。こいつが人間を鬼にしていくんです。かっこつけながら。


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鬼って人間を食糧とするんですけど、中には小食の鬼だっているわけですよ。そしたらこの無惨、「食えなかったらクビな」ってめっちゃ脅してくるんです。小学校時代、給食を全然食べられなくて辛かった記憶をえぐってきます。「もう掃除の時間始まっちゃいますけど?」みたいな空気を凄い出してくるんです。ホント無理。凄い嫌。

しかもこいつ「鬼にしてあげる」とか言って、子供も鬼にしてるんですよ。約款も保護者の同意もなしで。もうね、は?って感じ。子供にちゃんとした判断なんかできるわけないじゃん。案の定不幸になっちゃって、もうドン引きですよ。

こいつは子供と動物と美男美女には優しい私を、完全に敵に回しましたね。前回は「鬼になってもいいかな~」などと頭をよぎりましたがもう違います。

無惨!!お前の好きにはさせないからな!

という気持ちで映画を見に行ってきたというわけです。

結論:すっごく面白かった!

前回と違って登場人物の人となりも知ってるから、思い入れが全然違うんですよね。


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この子たちの成長をずっと見守ってきたんです。

主人公の炭治郎と禰豆子はもちろん、私の一推しの猪ボーイも善戦していました。左下の金髪も、最初見た時はうるさくて正直「早く死なないかな~」などと思ったものですが、戦闘シーンがとてもカッコよく、今では大のお気に入りです。

劇場版でのみんなの活躍と成長、感動しました!

鬼に感情移入しちゃう

登場する鬼たちは凶暴なやつらですが、鬼たちにも個々に色々な背景があるんです。それを無惨に付け入られて鬼になっていくわけですね。

クソみたいな人生を送ってきた43歳のおばさんにとっては、少年剣士たちは真っ直ぐに輝いて眩し過ぎて、「やり直したいやり直したい」とみじめに死んでいった今回の下弦の鬼に悲しくも自分を重ねてしまうのです。

鬼には大抵鬼になった経緯などの悲しいエピソードが入るのですが、この鬼はエピソードなし。しかも戦い方がクズ過ぎて、あの優しい炭治郎ですら同情なしの完全スルーのぼっち死。きっと生前もクズだったんだろうなあと思う反面、「…アンタも頑張ってたよ」と、自分もこうなる可能性はないだろうかと思いながら、しんみりお別れするのでした。

でもキャラデザインは一番好きだったよ!ありがとね!

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引用:人物情報 | 劇場版「鬼滅の刃」 無限列車編公式サイト

煉獄さんVS上弦の鬼の戦いが凄い

このアニメの何が凄いって、戦闘シーンの演出がちょっと普通じゃないんですよ。水や火、雷などの効果が凄い!今回の煉獄さんは炎柱なので炎がワーって!それで上弦の鬼と戦うんですけど、こいつも強いからぶつかり合いがもう凄い!その迫力に終始釘付けでした!

今回戦ったのは上弦の。なんか体育会系で良いヤツっぽかったですよ。煉獄さんのことすごい褒めてて、めちゃくちゃ鬼になって欲しがってた。悪意じゃなくて、自分がなってみて良かったから勧めてくる感じ。オススメの漫画とかCDとか頼んでもないのに貸してくるタイプ。技を出す時にいちいち「破壊殺」とか言うのも中学生っぽくて、そういうところが良いヤツっぽいなと思いました。

ちなみに鬼の目に序列が書いてあるんですけど、1〜6までが漢字で書いてあるの!みんな普通に読めてるんですかね?

「肆」って、初見で皆さん読めました?私、脳みそフル回転して消去法で何とか読めた!4!いや~、国語の勉強にもなりますね、鬼滅の刃。

2期のアニメも楽しみ!

原作はもう終了していて、アニメはまだ全然追いついていない状態なので、続きがすごく楽しみです!最近のアニメに疎いので、鬼滅の刃を見て、最近の声優さんもとっても上手なんだな~と驚きました。そしてアニメーションの技術の高さに更に驚き!

2回も映画を見に行きましたが、とっても楽しめましたよ(^^) 以上、知識ゼロから少し進化したおばさんの感想でした!

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↑ 映画館でもらいました。宝物にしよう。