サイゼリヤの唐辛子フレークって知ってます?唐辛子がフレーク状になっていて、ピザとかパスタにかけると美味しいの。
あれね、前は買えなかったんですよ。店でしか出会えなかった味だったんです。それがね、最近販売するようになったんですよ。
遅いよ…
サイゼリヤで買えないと思ってたから、代替品を買っちゃってたんです。
その名もハウス唐がらし族・バリ粗唐辛子。デザインとネーミングがすごく気に入ってる。
「バリ粗」を前面に押し出している通り、粗く砕いた唐辛子が美味しくて、色んなものにかけて食べていました。見た目ほど辛くなくて、ちょっとしたアクセントに重宝しています。
このように私は「唐がらし族」で幸せだったんですよ。上手くやっていた。一生これでいいと思っていたんです。だから今更「サイゼリヤのも買えるよ!」とか言われても困るんですよ。手が届かないと思って別の人と結婚した後に、「やっぱり付き合ってもいいかな」って言われるようなもんですよ。
遅いんだよ
どうすんのよこれ…。こんなに買っちゃった後に言われても困んのよ。
言うなれば5人も子供抱えてるようなもんですよ。最後までこの子達の面倒を見る義務が私にはあるわけで、今更サイゼリヤの胸になんか飛び込めないんですよ。そんな倫理に反するようなこと、私はしたくない。
サイゼリヤ唐辛子フレークの販売は、世間からしたら喜ばしいことかもしれませんが、私にとってはこのようにとても複雑なものだったのです。
買っちゃった
ごめん。違うの。
決して欲に負けたわけではなく、食べ比べてみて、改めて我が唐がらし族の良さを再確認しようと思っただけです。い、今さらサイゼリヤ唐辛子フレークくんの元に帰るわけじゃないんだからね!
というか唐辛子なんで二股ぐらいかけさせてくださいね。
サイゼリヤ唐辛子フレークは容器と中身が別になっていて、自分でinして完成です。
完成
余裕の佇まいです。なんとなく「一橋大学出身です」って感じのオーラが出ています。
それに引き換え、うちの唐がらし族・バリ粗唐辛子は…
商店街のシャッターにスプレーで落書きしてそう!
正直見た目は馬鹿そのものですよ。でもね、唐辛子に知性なんて必要ありますか?大事なのは味。味ですよ。
食べてみたよ~
結果:けっこう違う!!
バリ粗唐辛子はサイゼリヤ唐辛子フレークの代替品として買ったつもりだったんですが、両方食べてみたらかなり味に違いがあって驚きました。
まず第一に、サイゼリヤの方が辛い。
お皿に出して比較すると一目瞭然なんですが、
↓ サイゼリヤ唐辛子フレーク
↓ 唐がらし族・バリ粗唐辛子
サイゼリヤの方は粗く砕いた唐辛子と細かい唐辛子が混じっていて、唐がらし族は粗く砕いた唐辛子のみです。種も唐がらし族の方が多め。
唐辛子って、粗い方がガツンときて辛いかなと思われるかもしれませんが、細かい方が辛いです。現にこういうフレークよりも、粉末の一味とか液状のタバスコの方が辛みを感じます。
そのため細かいのが入っている分、サイゼリヤの方が辛みを感じました。それでもフレークなのでそこまで辛くはないです。
次に味も違う。
サイゼリヤは風味がある。
パスタにかけた時に、サイゼリヤ唐辛子フレークの場合、味が少し変わるんですよ。
原材料を見てみたところ、サイゼリヤ唐辛子フレークには唐辛子・醸造酢・発酵調味料が使われていました。
一方の唐がらし族バリ粗唐辛子は唐がらしのみ。
味の違いはここからきてるようですね。でもサイゼリヤの唐辛子も別に「酸味」をはっきり感じるわけではなく、微妙に「なんか風味があるな」程度です。食べ比べてみないと違いは分からなかったと思います。
結論
食べ比べる前はこんなに違いがあると思っていませんでした。これはどっちが優れているかじゃない。うまく使い分けることが大事です。
料理の味に微妙な変化をつけたい時はサイゼリヤ唐辛子フレーク。料理に単純に辛さのみを足したい時+バリバリと粗い唐辛子の食感を楽しみたい時は唐がらし族・バリ粗唐辛子。これで決まりです。
ちなみに今回は唐がらし族の中でもバリ粗を紹介しましたが、この族にはまだメンバーが控えていまして、「麻辣唐辛子」と「大辛」がいます。気になる人はお試しくださいね。
大量の唐辛子に囲まれて
家が唐辛子フレークだらけになってしまいました。
しかしハウスの唐がらし族・バリ粗唐辛子に関しては、本当に唐辛子を粗く砕いただけなので、浅漬けに入れたりアヒージョに入れたり(そんな洒落たの作らないくせに!)使い勝手が良さそうなので料理にガンガン使っていきたいと思います。
サイゼリヤ唐辛子フレークは、お店で食べるのと同じようにピザやパスタにかけます。
こうやって両方と上手くやっていこうと思います(^^)
みなさんも日常にピリリと刺激が欲しかったら、ぜひ唐辛子を一振りしてみてくださいね!