『HUNTER×HUNTER』って漫画知ってますか?読んでなくてもタイトルくらいは知っているんじゃないでしょうか。富樫大先生が全然続き描かなくて有名なやつです。
面白い
自分が大人になってから始まったんで、夫に「面白いよ」と言われて初めて読んだんですよ。
最初は「王道の少年漫画だな~」という感じでそこそこ楽しく読んでたんですが、途中で「念」という概念が出てきてからグンと面白くなってきました。
念能力は、自分の内なる力を試行錯誤して能力化するんです。いわば自分で考えた必殺技みたいな感じ。
ジャンプと言ったら必殺技が必須みたいなところありますけど、面白い漫画って必殺技にインパクトがあるんですよね。
ただ攻撃するだけじゃなくて、ビジュアルとそれに合った名前が大事。ペガサス流星拳やかめはめ派がその代表ですかね。完成されてますよ。
ちなみに私の中で最高評価の必殺技といえば、「魔貫光殺砲」です。
技にいくまでのタメ・ビジュアル・そして名前、全てをとっても完璧ですよ。もう芸術レベル。これを上回る必殺技なんて、私が生きているうちに出会えないとさえ思っていました。
出会っちゃったんだよね
ハンターハンターを読んでいるうちに、キメラアント編というストーリーに突入しました。
外来生物(蟻)が人間を捕食して乗っ取る話。『寄生獣』リスペクトって感じのお話なので、寄生獣好きな人は読んでみてくださいね。面白いよ!
キメラアントという敵軍は姿こそ人外ですが、元々は人間だったので個性があるんです。そして各々に合った念能力も使います。
そこで私、出会っちゃったんですよね。
最高の念能力に。
使い手はフラッタ
画像引用:HUNTER×HUNTER|日本テレビ
トンボ型のキメラアントです。
ルックスはまるで寝起きでメガネかけた私。ちょっと榊原郁恵さんみもある。
顔だけじゃなく服装もおばさん風で親近感を覚えますが、一人称は「オレ」でアニメの声も男性です。でもまあ所詮は虫なんですけど。
直接攻撃するタイプじゃなくて、いつも上空に浮いていて偵察係なんですよ。
念能力に衛星蜻蛉(サテライトンボ)という、無数のトンボ型の念虫を飛ばして偵察する技があります。最初は普通に「ふ~ん」という感じで読んでいったんです。
でも生活するうちに気付いちゃったんですよね。



完璧な響きじゃない?
言いたい!!
「サテライトンボ」って言いたい!
両手広げてトンボいっぱい放ちながら、「サテライトンボ!」って言いたい!
その日から、何かあるとポーズ決めながら「サテライトンボ!」って叫ぶ毎日ですよ。もちろん家の中オンリーですよ。外でやったら職質されちゃうからね。
夫婦って考え方の違いなどで、険悪な空気になる時あるじゃないですか。その時こそ両手広げて「サテライトンボ!」ですよ。
一瞬にして険悪な空気が笑顔に変わるのでおススメですよ(^^) 戦いのための技なのに、戦いを収めてもくれるなんて有能ですよね。
ただし私の中で「サテライトンボは私のもの」っていう考えがあるので、たまに夫がふざけて「サテライトンボ!」って言うとムッとしちゃいます。
「私の能力だからやめてくれる?勝手に使わないで」と冷たく言い放ってしまいますが、決して私の能力じゃありません。手からトンボ出ません。
とにかくそのくらい私は、衛星蜻蛉(サテライトンボ)を愛しているのです。
実写化するときは声かけて下さい
あんな感じの服も持ってるし、私って完璧にフラッタ演じられると思うんですよね。多分ポージングも完璧。
でも空中に浮けないな~。そこは長年『ピーターパン』でワイヤーアクションやってた郁恵ちゃんの方が適任かな~。
実写化するなら主役とかは別に誰でもいいんで、フラッタだけは事前に相談いただけると嬉しいです(^^)
読んでみてくださいね
今現在(2021.9月)の時点で36巻まで出てます。
って薦めても、続きが全然出ないから困っちゃう。なんかもうずーっと待ってる。
でも『ガラスの仮面』で待つのは慣れてるからそんなに苦ではありません。無理やり描いて体壊されたら大変なので、富樫先生のペースで良いので面白い漫画をお待ちしております。
まだ読んでない方は是非読んでみて、お気に入りのキャラと念能力を見つけてくださいね!
ただし衛星蜻蛉(サテライトンボ)はあげない。私の。
↓寄生獣についても書いてた。
