「そうなのか」としか言いようのないタイトルですが、私は犬が好きです。
子供の頃ずっと猫を飼っていたので猫がとっても好きですが、大人になってから犬も好きになりました。
触れ合う機会はない
うちの母は犬が嫌いなのです。そのため幼少期からうちで犬を飼うことは絶対にありえませんでした。親戚もみんな猫派のため、犬は身近にはいなかったのです。
元々そんなに犬が得意じゃなかった母ですが、私が中学の時に更に犬を嫌いになる事件が起きました。ご近所さんの家の庭で立ち話をしている時に、母はその家の犬に噛まれたのです。
大した傷ではありませんしトラブルになったわけでは全くないのですが、「犬に噛まれる」ということは精神的にショックが大きいですよね。母が家で「犬に噛まれた!」と騒いでいたところ、父に「いい歳して犬になんて噛まれて」と言われたのです。
いい歳して犬に噛まれる
というワードは私のツボに入り、ツボに入ると人間って笑っちゃう。笑っちゃダメだという時こそ笑っちゃう。その結果、
母ブチギレ
↓
犬をもっと嫌いになる
↓
自分の夫と娘はクズ
の意識が強調され、犬とはさらに程遠い生活となってしまったのです。
ちなみにちゃんと反省しています。
父は多分犬が好き
父はきっと犬が好きなんだと思います。だから発言の節々が犬目線になってしまうのです。ステーキを食べてる時も、「犬はここの部分が好きなんだよ!」とか言いながら食べてましたし、犬の絵のジグソーパズルもやってました。
犬を飼いたかったんでしょうね。時々近所の犬を飼っている子供に「犬貸して」といって、一緒に山に散歩に連れて行ってもいました。
犬の綱を握るのは父。うんこを取るのはその家の子供。楽しいところだけ楽しみたいタイプだったようです。そんな父に犬の世話なんてできるはずもなく、やはりうちは犬とは程遠い生活を送るしかなかったのです。
お散歩中の犬かわいい
犬とは縁のない私が唯一犬を凝視できる場面、それが「散歩中の犬とすれ違う時」です。あんまり堂々と見ると飼い主さんに変態だと思われるので、ものすごい横目でさりげなく、かつガン見します。そうすると犬もじっと見つめ返してくれるんですよ!
人間だったらこの時心の中では「きっしょ!」と思ってますよね。でも犬はけっこうキラキラした目で見つめ返してくれるんですよ(^^)
もちろん触ったりしません。視線をこっちにくれるだけで十分なんです。それが私の人生のご褒美タイムです。
映画でもかわいい
この前の金曜ロードショーで「僕のワンダフル・ジャーニー」という映画をやってたんですが、犬が健気でかわいかったです。「僕のワンダフル・ライフ」の続編で、前作を以前見た時も健気さに大泣きしたんです。
犬のことを心から好きな人たちが作ったんだな~と分かる映画です。
主役の犬の日本語吹き替えが、コナンの元太(&高木刑事)なんですよね。
夫が「犬の声、こぶ平?」って言っててちょっとこぶ平が頭をかすめてきたんですが、元太ですよ。
ちなみにここでの「こぶ平」は現「林家正蔵」になっている元こぶ平のことです。私たちの中では彼はずっとこぶ平です。でも犬の吹き替えは元太です。
とにかく映画はすごく良かったです。動物飼ったことある人なら多分泣いちゃうと思いますよ。
やっぱり犬はかわいい
私がどれだけ犬のことをかわいいと思っているか、伝わりましたでしょうか。
うちはペット可のマンションなんですが、夫は猫が好きですし、夫婦とも毎日散歩に行くようなタイプではないので、犬を飼うことはこの先もないと思います。
そのためこのように遠くから「犬はかわいい」とずっと思いながら生きていくんだと思います。
最後まで責任をもって犬をかわいがれるご主人様たち、これからも素敵なワンダフルライフをお送りください。
ちなみに猫も大好きですよ。
「犬と猫どっちがかわいい」とかはないです。両方ともかわいいです。かわいさに順位とかない。
かわいさに一位があるとすれば、この世で一番かわいい生き物はうり坊です。
画像引用:イノシシ - Wikipedia