前回の眼窩底骨折の記事に、皆様から温かいコメントやスター等をたくさん頂きました。とっても嬉しく、おかげ様でかなり元気になってます(^^)ありがとうございます。
顔の痺れが治らない
骨折から2週間ほど経ってますが、視力はバッチリ回復!目は前と全く変わらない状態になってます。
ただ、骨折した眼窩の下から口にかけての感覚障害が続いています。これが非常に辛く不便なのです。
言葉では良く分からないと思うので、絵で説明しますね。
といっても、有能絵師である私の右腕だったiPadは父にあげてしまって手元にないのです。取り急ぎ、皆様ご存知の私のアイコンで説明させていただきますね。
見慣れたこれ
状況説明の前に
まずボールが当たったのが右目なので、図解しやすくイラストを反転させて説明します。頬部が広くなってる方が分かりやすいので。
顔がデフォルメされていたので、ちょっとスタンプで実写に近づけてみました。これでだいぶ分かりやすくなると思います。
目の下を中心に内出血
こんな感じで青あざになっています。眉毛がないとかなり怖くなってしまったので、眉毛を書き足してみました。ちょっと実物と似てるかも知れません。
最初の1週間くらいは腫れもありましたが、今は腫れも痛みもありません。ファンデーションで大方誤魔化せています。最初の方は隠せなかったため「大丈夫?痣つらいよね?」とかなり心配されたのですが…
つらいのはそこじゃない。
目の下から口にかけての感覚麻痺!
これが本当につらい!!
触っても感覚がないにもかかわらず、動かすと正座した後の足のようにピリピリと痺れるのです。
赤く斜線を付けた部分です。
頬と鼻の右、そして口の右上が全く感覚がありません。ピリピリを我慢すれば(そんなに痛くはないです)動かせるので、見た目はいつもと変わりません。とにかく触っている感覚がないのです。ゴムが顔に付いてるみたい。
頬や鼻も地味に嫌ですが、口が本当に辛いのです。ちなみに唇と歯肉に感覚がありません。歯医者で麻酔をかけた状態に痺れがプラスされてる感じです。
唇に物が触れた感じがしないため、食事が不便で不便で…もう2週間も麻酔されっぱなしのような状況です。
いつ治るの?
私が行った病院は眼科・整形外科・形成外科です。
眼科医は「視力はこれこれこういう症状が治まったら必ず見えるようになるのよ~」と目の事ははっきり教えてくれますし、整形や形成外科医は「ここの骨が折れているけどこれはこういう経過で必ずくっつくよ~」と骨のことははっきり教えてくれます。
しかし
「顔の麻痺はいつ治りますか?」
の質問には、
それは…内出血が治まったら治るかもしれないし…神経が損傷してる場合もあるから…打撲が軽ければ治ると思うけど…人によるし…数週間で治る人もいれば一生治らない人もいるし…
と全くはっきりしないのです。すっごい口籠る!
何で眼窩を骨折して歯茎まで麻痺するの?怖くない?
そもそも顔には無数の神経が通ってるので、顔を骨折する程に強打すると、神経が損傷してしまう危険が非常に高いのです。
眼窩の下に走っている神経を損傷すると、頬~上口唇の感覚が麻痺するようで、眼窩底骨折の後遺症によく見られる症状とのことです。
あー、正に私ですね。
そして神経の損傷って、診断するのも治療するのもとっても難しいみたいです。私もそう思います!もう神の領域だよね。
「いつ治りますか」なんて聞かれても、神経内科ですらはっきり答えられない嫌な質問だと思います。
神経を重篤に損傷した場合、一生麻痺と共存することも覚悟しないといけないようですしね。
でも私は絶対に治すよ!
ご飯を美味しく食べたいよ~
感覚がないからとにかく物をかじれないんですよ。細かく一口大に切るか、スプーンで口に運んでいます。食パンですら一口大に千切ってからちょびちょび食べてるんですよ。ナイフとフォークが必需品!
お嬢様じゃん!!
高校の時テーブルマナーの授業があったのって、今回の準備だったのかとさえ思いますもん。授業ではバナナもナイフとフォークで食べたんだよ!今、まさにそれ!
しかも最近ちょっとずつ外食にもチャレンジしてて、この前回転ずし行ったんですけど4皿しか食べられなかったの!
玉子とか鰻とか柔らかそうでお箸で切れるやつを、箸で口に入る大きさにしてから食べるので、一貫のお寿司を食べるのに4口かかるの!一皿8口だよ!?
全然美味しくないし、ゆっくり食べるから「4皿でお腹いっぱい」だって!
こんなの私じゃない!
かつ丼とか豪快に食べたいよ~!!
頑張って治します
神経の修復にはビタミン12が良いらしくて、処方された薬を飲みつつ、ビタミン12の入った食材を食べまくりますよ!おちょぼ口で!
絶対に早く治してかつ丼食べる!!
後半愚痴みたいなブログになってしまいましたが、この感覚障害はかなりやっかいなので注意喚起です。
顔面は脳に近い上、神経集中してるのでお互い気をつけて守りながら生きましょうね!
それではまた経過報告します(^^) 最後までお付き合いいただきありがとうございました。