わかめ手帖

子なし既婚のおばさんのブログです。適当に生きてますが、それなりに楽しいです。

満員電車で人に優しくなんてできやしない

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私の満員電車歴は相当長いです。

高校一年の時からなので30年選手!しかも東京近郊から都内へ通学通勤という、満員電車の中でもトップクラスの混雑車両を切り抜けて参りました。

胸を張っていい!

まあ、途中何度か倒れてるけどね(^^)

ギスギスが凄い

私が日本で一番尊いと思っている職業は駅員さんです!

なぜなら通勤ラッシュ時の駅のホーム、いや、改札を入った瞬間からの人のギスギスが尋常じゃないからです。職場がそこって、もう戦地じゃん。

公園や河原だったら、前から来た人と避ける方向が同じだったりしたら「あ、すみませんテヘヘ…」等とほのぼのエピソードになりそうなことでも、一旦改札に入ったら別。

一触即発ですよ。

その揉め事を仲裁し、酔っ払いの相手をし、痴漢を叱り、汚物の処理。この前なんて箒とちりとり持ってG(黒い虫)まで退治していました。

あとやっぱり事故の処理もありますし、事故によって遅延した場合の客の怒号の取りまとめ。

年収1億はあげてもいいと思います。

猫駅長とかのいる地方のほのぼのした駅と、新宿渋谷の駅の職員さんって給料どのくらい違うんでしょうかね。後者はもう軍人だよね。

私はもう慣れた

よくTwitterで「電車でこんな嫌なことがありました」等の呟きありますが、自分からしたら電車で嫌なことがない日の方がレアだと思ってます。

呟くだけ呟いてスッキリしたら、忘れちゃうのがいいと思いますよ。ベビーカーだから舌打ちされてるんじゃなくて、満員電車では舌打ちなんてBGMだもん。

私は高1で、ババアに「あんたのマフラー邪魔なのよ!」って、首絞められたことありますよ(^^)

昔は子供に人権なんてありませんでしたからね。その時はショックでしたが、今思うと結び目付近がめちゃくちゃババアの顔をファサファサ触ってたんだろうと思います。

このタイプの結び方してた


画像引用:かわいいマフラーの巻き方特集!

確かに邪魔だわ。

それ以来、服やカバン等は人の邪魔にならないように配慮できるようになりました。あの時のババアには、教えていただいたこと感謝しています!

↓ ポニーテールも危険ですよ。

私は優しくないので注意しない。

オッサン同士の喧嘩は風物詩

私が電車に乗るようになってから一番驚いたのは、オッサン同士がよくケンカしていることでした。

初めて車内で「てめえ、ふざけんなよ」「やんのかコラ」という声を聞いた時、体がビッと固くなり恐怖でした。

そしてその二人の姿を目にした時の驚きといったら…!

普通のサラリーマンのオッサン同士だったのです。

町でヤンキーやチンピラがケンカしてるのは、まああるじゃないですか。いわゆる不良って自分と住む世界が違うので、他人事として捉えますよね。

しかしスーツを着た普通のオッサン(当時は子供だったのでオッサンに見えてましたが、多分まだ30代40代だったと思います)、自分の父親のような格好をした大人が「てめえコラ」なんて言うと思ってなかったのです。

そして2人はヒートアップしていき、「次で降りろやテメエ」「逃げんなよコラ!」と揉み合い、正に駅に着いてドアが開いた瞬間、1人がものすごい勢いで降りて、階段駆け上って逃げたんですよ。

ぽか〜んですよ。

ホント相手も周囲の人も全員ぽか〜んでした。あんなにみんなの心が一つになることないんじゃないかってくらいぽか〜んでした。

車内で気が強くなって、ホームが見えたら正気に戻っちゃったんでしょうね。

それ以来駅でめちゃくちゃ揉めてるオッサン見てもスルーしてます。もはや風景。

毎日のように止めている駅員さんは本当に大変だと思いますけどね。

自衛はしようね!

私は人同士のいざこざはまあ慣れてますが、貧血で倒れたり台風で1時間の閉じ込めを経験したことがあるため、駅間停車のトラブルに耐性がありません。動悸がしちゃうの!

そのため「今日はちょっと具合悪そうだな」と思ったら30分早く出て空いてそうな電車に乗ったり、駅間が長い急行は乗らずに各駅停車に乗ったり等の自衛をしています。

水分、糖分、場合によっては頓服の安定剤(飲まなくても気持ち的にね)等で、倒れる前に対処できる程度まで成長しています(*^^*)

しかしこんな風に自分のことでいっぱいいっぱいなので、人に優しく出来るかといったら自信はありません。

車内では冷たく見える人でも、電車から降りたら優しくしてくれると思うので、それまで待ちましょう。

以上、「満員電車で人から優しくされるというのは最初から期待しない方がいいですよ!」というお話でした。

いや~しかし、駅員さんってホント大変ですよね!お疲れ様です!毎日感謝しています。

画像引用:JR東日本

最後までお読みくださったみなさまにも感謝いたします。ありがとうございました!