みなさまこんにちは〜。毎日暑いですね!
このクソ暑い中、海外で生活している姉一家が今年も日本にやって来ました。
久しぶりに甥っ子と姪っ子に会って、面白かったのでブログにしちゃいますね。ちなみに2人ともガリガリに痩せたハーフちゃんです(^^)
ちゃんと食べさせてもらってるのかな?
↓ 以前来た時です。
甥っ子の進化が凄まじかった
久しぶりに会って、姪っ子ちゃんは相変わらず可愛かったのですが、甥っ子(17歳)が振り切ったレベルで個性的になっていました。
以前からジョジョが大好きでオタクの気質はあったのですが、驚くことに今回会ったらキン肉マンのガチヲタになっていたのです。
これには私も意表を突かれてビックリ。
なぜ今キン肉マン?と思うかもしれませんが、 現在キン肉マンの新シリーズがアニメ化しているのです。
日本のアニメへのアンテナを常に張っている甥っ子は、この新アニメはどんな話なんだろうと母(私の姉)に内容を聞いて興味を持ったらしいのです。
そして漫画をチラリと読んだところ、半分流れる日本男児の血がアパッチの雄叫びをあげたんでしょうね。そのままズブズブと沼にハマってしまったというわけです。
自国に漫画を取り寄せ旧アニメを見漁り、「キン肉マンこそ漫画の頂点」と言わんばかりの少年になっていたのです。
推し超人へのこだわり
キン肉マンなら私だって子供の頃見ていたので、適当に話も合わせられるだろうと思ってたんですよ。
「好きな超人誰?」という、合コンでも定番の質問をしたところ、返って来た答えが「ステカセキング」だったんですよ。
誰?
合コンで好きな超人聞かれたら、普通ロビンマスクかウォーズマン、バッファローマンあたりじゃないですか。
ステカセキングって誰?
話広げられないよ〜(>_<)
キン肉マン好きには「このニワカめ!」とイラつかれるかもしれませんが、普通に生きてたらステカセキングって言われてピンと来ないですよ。
甥っ子もそんなニワカの私にイラついたのか、「悪魔超人デショ?」とボソッと吐き捨てました。
ちなみに甥っ子は日本語ペラペラで漫画も日本語で読めますが、ネイティブじゃないので昔のケントデリカットくらいのイントネーションです。
「ギルバートじゃナイよ〜!デリカットだよ!」みたいな発音を脳内で補完しておいてください。
話を戻します。悪魔超人の話です。
47歳にもなって悪魔超人の話をするとは思ってもみませんでしたが、頑張って遠い記憶を引っ張り出してみました。
「ミートくんを…バラバラにする…やつ?」
記憶を頼りに言ったところ、甥っ子はピクッと反応し、
「そう」
「アレが」
「ボクの一番好きなエピソード…」
と、遠い目をして言うのでした。
なんだこの会話。
*7人の悪魔超人がミートくんの体を7分割して持って行ってしまうので、勝って1つずつ取り返していくというエピソード
ステカセキング
画像引用:キン肉マン公式サイト
これが甥っ子の最推し、ステカセキングだ!
ベルギー出身で身長214㎝の体重700㎏!
体のカセットを入れ替えて戦うらしい。ステレオカセットでステカセか!でも何でベルギー出身なの?
とにかく戦い方が超cool!で大好きらしいです。崇拝してるレベルでステカセキングのエピソードを語っていましたが、面倒くさくて私はあんまり聞いていませんでした。祖父(私の父)だけ聞いてあげてました。
日本人が忘れたオタクの心
姉曰く、前日友達家族(こちらも国際結婚のハーフの女の子ちゃんがいる)とカラオケに行ったらしいのですが、ほぼ甥っ子のリサイタルだったというのです。
何を歌ったかと本人に聞くと、
「JOJOでショ。それとDRAGON BALL。あとはキン肉マン。」
とのこと。
姉曰く、キン肉マンって超人ごとにオリジナルソングがあるんですって。甥っ子は歴代のオープニングやエンディングの他に、その超人ソングをほとんど歌ったらしいんです。
一緒に行った友達家族、地獄じゃん。
何でわざわざ時間割いて久しぶりに会って、超人ソングを聴かされないといけないのか。
他人の気持ちなど意に介さず、自分の好きなことだけやる心。正にオタク!
最近の日本では「オタクにも市民権を」なんて言って世間に出てきてますけど、私はオタクっていうのは市民権どころか人権すら捨ててこそだと思っているので、甥っ子の行動に嬉しさすらありました。
人からどう思われたっていい。オタクってそういうものだから。
そのまま真っ直ぐに脇目も振らず前に突き進んで行って欲しい。
キン肉マンミュージアムに行くんだって!
甥っ子が日本に来た最大の目的が、静岡県沼津市に出来たキン肉マンミュージアムに行くことなんだって!
家族で行くんだって!
甥っ子以外は全くキン肉マンに興味がないのに、みんなノルマで一緒に行かなきゃならないんだって!
妹の姪っ子ちゃんは困った表情で苦笑いをしていました。
ヤベー兄を持つ妹の表情は、世界中で同じなんだなと思いました。
そんな夏でした
いやー甥っ子の進化、楽しかったです!次会う時は更に磨きがかかっていて欲しいな。
日本人が忘れかけている、真のオタクの心をこのまま忘れないでいて欲しい。それが遠い国で暮らす叔母の密かな願いです。
ということで、久しぶりに甥っ子に会った話でした!こんな話を最後まで読んでいただきありがとうございました(^^)
↓ オタクに恋なんて必要ないです