みなさまこんにちは〜。
前回うちの猫ちゃんが去勢手術をしたというブログを書きました。
手術には当然麻酔を使います。全身麻酔のため、前日の夜9時から絶食をしなくてはいけませんでした。
絶食への怒り
そりゃあ私も含め読者の皆様もそうですが、ある程度の年齢重ねていれば「夜9時以降は何も食べないでください」のフレーズはおなじみです。健康診断や人間ドックで幾度となく聞いているでしょう。
しかし猫からしたらそんなことは知ったことじゃありません。
当然「え?俺の飯は?」となるに決まっています。
しかもうちの猫ちゃんは1回の食事でガッツリ食べるタイプではなく、少し残しを繰り返すチョコチョコ食べなのです。
9時以降は残ったご飯を片付けて、後はもう水のみしか口にしてはいけない時間が来てしまいました。
その結果ブチ切れ。
うちの猫は本当に怒ると、静かに睨みをきかせてくるタイプだったようです。
その睨みがかなり怖く、堅気のそれではないのです。
本職のオーラが凄かったので、思わず写真を撮ってしまいました。載せてみたので皆様もその恐怖を味わってくださいね。
普段はかわいい
誤解のないように言っておきますが、普段はとても可愛い顔をしています。
普段
かわいい
この甘いマスクと純白の胸毛で、どのアイドルグループに入ってもセンターはれる風貌です。
こんな可愛い顔が、ブチ切れするとその筋の人並みの目つきで睨んでくるのです。
絶食によって人が徐々に切れていく過程をご覧くださいませ。
絶食初期
「ご飯は…?なぜご飯をくれないの…?」という感じで空を見ています。
まだこの頃は「そろそろご飯をくれるだろう」という期待もあると思います。水は飲んで良かったので、お水でお腹を満たしています。
絶食中期
感情が消えかけています。
寝ている私のお腹の上に乗ってきて、目も合わせず終始この表情でじっとしていました。目からも自慢の胸毛からも光は失われています。
私も意地悪でやっているわけではないので、心がとても痛みました。
絶食後期
そして絶食のまま朝を迎えます。
抜け殻
「もう何も期待していないし信用もしていない」
人間との信頼関係が全て失われていることが分かります。
帰ってきて!
仲の良かったあの頃に戻りたい!
しかし手術が終わるまでは絶食を続けなければいけないのです。私も心を鬼にするしかありません。
とうとうブチ切れ
ご飯をくれず何かを企んでいる私を敵とみなしたのでしょうか。それともこの世の全てを憎んでいるのでしょうか。
近付いたらこの顔です。
こっわ!!
北野武作品に出てくる人の目じゃん!
人の道を外れた者の目だ!
私はこの鋭い眼光を浴びながら、病院へ連れて行き手術室の扉を叩いたのでした…。
怖かった~
1枚目の写真と同一人物と思えない程の迫力ですよね。
無事手術は成功しましたが、獣医さん曰く病院がかなり怖かったみたいです。
病院が怖くて泣いちゃった後
かわいい。
いっぱい甘やかしましたよ。ご飯もモリモリ食べて、今はすっかり元気です。
しばらく病院にかかる予定も絶食の予定もないので、あの睨みを見ることはしばらくなさそうです。
猫っていろんな表情があってホント可愛いですね(*^^*)
ということで、うちの猫が本気でキレると怖いというお話でした!
最後までお読みいただきありがとうございました。