私は「RAKERU(ラケル)」というオムライス屋さんによく行きます。オムライスも美味しいのですが、ここのパンがとにかく好きなのです。ふわふわでジューシーで・・・パンにジューシー?と思うかもしれませんが、食べたら分かります。とにかくメチャクチャに美味しいんです。
オムライスとオムレツの専門店
ラケルは卵にこだわり、おいしいオムライスやオムレツを提供してくれます。デザートのパフェも美味しくて、なによりお店がとってもファンシー。シャンデリアに赤いチェックのテーブルクロス。店員さんも同じく赤いチェックのエプロンをしていて、とにかく全てがかわいいんです。お店に入ると誰しもが可愛くなる魔法がかかっています。
オムライスのメニューが豊富なので、迷ったらプレートに付け合わせが色々乗っているものをおすすめします。そこに鎮座している、バターという魔法がたっぷりかかっているパン!一口食べたら、もうそこは夢の国。「ほっぺが落ちる」とは、ラケルのパンのための言葉なんだと強く思うはずです。
ラケルパンだけ買える
「そんなファンシーなお店に入れない」というチキンたちもいることでしょう。しかし誰から見てもダッサダサな私だって、臆することなく入っていますよ。でも「入りにくい」という気持ちも分からなくもありません。そこで朗報。なんと店頭でラケルパンだけ買って帰ることも出来るんですよ。
私はあのファンシー空間で、オムライスとパンとパフェをたらふく食べた後、更にラケルパンを買って帰るという上客様です。そんな私がラケルパンを買って来たので、食べ方をご覧にいれましょう。
これが「うわさのラケルパン」です
私の行く店舗は6個入りと2個入りがあります。今回は2個です。あればあるだけ食べちゃうからね。正式名称は「うわさのラケルパン」です。食べ方が書いてありますが、この「おいしい食べ方」を上手く成功させなければ、お店で食べるような美味しいパンにならないので注意が必要です。
4つのツノが全ての始まり
ラケルパンには4つのツノがそびえ立っています。
ツノの全貌
この4つのツノの真ん中2/3くらいの深さまで、十字に切り目を入れるのです。お母さんにやってもらうんじゃなく、必ず自分でやってください。自分の手で作りあげてこそのラケルパンだからです。
「四」というのは仏教において大きな意味を持つ数字です。「四門出遊」といって、東西南北四つの門の外で「老人、病人、死者、修行者」に出会い、ブッダが出家を決意したそうですよ。手塚治虫先生の「ブッダ」に書いてあったので、とにかく四は凄いというお話でした。
さあ、その凄い四つのツノに切れ目を入れましょう。
切り目を入れたらレンジでチン
2/3の深さまで切り目を入れたら、レンジでチンします。ちなみに私はいつも切り込みを入れ過ぎてしまいます。やっぱり下手な人はお母さんにやってもらってください。
ラケルのメモ書きには「電子レンジで1個につき20~30秒温め」としか書いていません。クレームの多い現代人は「ワット数が書いていないじゃないか!」と怒りますが、実に心が貧しいです。愚かとしか言いようがない。
ご家庭の調理器具により
時間が異なります
これを言いたい!調理器具の種類、季節、湿度、そしてパンのコンディションによっても、温めワットや時間は変わるのです。調理の答えは一つじゃない、「美味しんぼ」でも何度も言われていることです。とりあえず「レンジの前に張り付き」で調整していってください。
私は600Wでとりあえず20秒。触ってみてぬるかったらプラス10秒・・・と、これ以上ないくらいのフツーの温め方をしています。季節とか湿度とか気にしたことないです。
バターをはさんで完成でーす
ジュワ~
アツアツのパンにバターをはさむと、トロトロ~っと溶けてパンにしみ込みます。これが噛みしめると「ジューシー」の秘訣で〜す。
しかしここで注意!
- バターの量は引くぐらい多く
- 冬はバターをはさんでから軽くチンした方がいい感じに溶ける
お店の味に近づくにはこの二つを意識してください。とにかくバター。カロリーを控えて少なめにしよう、などと思わずにたっぷりはさんでください。バターのしみたパン。それがラケルパンです。糖質と脂質のハーモニー。それがラケルパンです。
私がなぜ6個入りじゃなくて2個入りを買ったのか分かってもらえたかと思います。日々、理性とカロリーのせめぎ合いなのです。
ラケルパンのおいしさ、皆さんに届いたでしょうか?カロリーを考えつつ体型を保って、一緒においしいラケルパンライフを送りませんか?