わかめ手帖

子なし既婚のおばさんのブログです。適当に生きてますが、それなりに楽しいです。

キン肉マンのオープニングで泣いてしまいました

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暖かくなってきましたね。外では小鳥がさえずり、青空が私に微笑みかけてくれます。こんな陽気とは裏腹に、最近の私の心はずっと曇り空だったんです。

まあね、仕事を始めてまだ1ヶ月ですし正直色々ありますよ。世の中のコロナっぷりもまだ収まっちゃいないしね。でも「こんなんじゃいけない」。自分なりに元気になろうと、色々模索してみたわけです。

さあどうしよう

今ではこんなですけど私、少女の頃はお菓子作りが趣味だったんですよ。クッキーやパイなんかを作っては、お友達にあげたり交換したりしていました。

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昔のお菓子の本にありがちな挿絵

でも最近なんか、「人の手作りは気持ち悪い」とかいう風潮ありますね。「迷惑だから笑顔で受け取って陰で捨ててる」とかね。

悲しい。ささくれとか入ってんじゃない?とか分かるけど、悲しい。お菓子の交換してこその女の子よ。三田寛子さんだって昔、いいともで「お菓子大好き!」ってなんかガチャガチャ作ってましたよ。そんな彼女も今では立派な梨園の妻です。だからお菓子作りは正義!


三田寛子の素敵なお菓子作り (マイライフシリーズ 290 特集版)

でもね、少女時代に戻ってお菓子を作りたくても、なんと今や小麦粉やベーキングパウダーがスーパーから姿を消しているんですよ。ステイホームでみんな親子でお菓子作ってるみたい。手作りお菓子大好き人間からすると、「親子でお菓子作り」の流れはとっても嬉しいので、今回小麦粉はちびっ子たちに譲ることにしました。

音楽を聞こう

小麦粉がない。元気もない。さてどうしよう。

「元気の出る曲でも聞くか」と、YouTubeやらなんやらで音楽を聞いて、心を奮い立たせようとします。今流行っている曲、昔好きだった曲・・・何を聞いてもしっくりきません。どうも今回の私の心の雲は、だいぶ厚いようです。

そんな感傷的になっているので、色々な曲を聞きます。流れで当然「キン肉マン」も聞きますよね。それでですね、キン肉マンのオープニングを聞いた瞬間、私の体に電気が走ったんです。

二代目の方

初めに言っておきますが、「リング~に~♪ いなずま走り~♪」の方じゃないですよ。あれは日常生活送っていたら、普通に口ずさむことあるじゃないですか。ミスチルのイノセントワールドと同じくらい女性人気の高い歌ですから、女子会でもよく耳にしますよね。

そっちじゃなくて二代目の『炎のキン肉マン』の方です。「M・U・S・C・L・E、muscle!」って、最初に“筋肉”のスペル教えてくれるやつです。私、あの曲の存在を今の今まで忘れてたんですよ。いや~自分でもビックリ!

「む~ねの~♪ 炎が~♪ マットを焦がす~♪」って歌が始まったとたんに、記憶がザザザって呼び起こされたような感じで、体に衝撃が走ったんです。

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衝撃が!ギャー

キン肉マンに蓋をしていた

「キン肉マン」って、昔の小学生はみんな見ていましたよね。でも私が小学校中学年には連載も終わっていたし、そんなドンピシャ世代じゃないんです。私はプロレスも興味なかったし、毎週日曜日の朝になんとなくアニメを見ていた程度でした。

それにキン肉マン大好きな男子って、なんか見た目もキン肉マンっぽくなかったですか?(ケンドーコバヤシさんみたいな感じ)当時、貴族だった私には少し住む世界が違って見えて、私は少しずつキン肉マンから距離を置いていたのです。

その日から今まで私は、「自分の中のキン肉マン」に蓋をしていたんですね。それが今回「む~ねの~♪ 炎が~♪」って聞いた瞬間、その蓋が外れたんです。

「あ、小3の時のお楽しみ会で、キン肉マンの紙芝居やったわ」

って、思い出の引き出しが開いたんです。

少女の思い出

小学生の時「お楽しみ会」とかいう名目で、4、5人くらいのグループで出し物をするという、小学校の先生が考えそうな「会」がありました。それで私たちの班は「キン肉マンの紙芝居を作って、アデランスの中野さん(※キン肉マンの登場人物)のキン消しがそれを解説する」という出し物をやったのを思い出したのです。

話の内容は全く覚えていません。ただ設定から考えて、絶対つまんなかった。

出し物の練習のために誰かの家に集まるも、小学生なので練習なんてするはずもなく、みんなでファミコンで遊びます。そこで友達の一人が力いっぱいAボタンだかBボタンを押したら、ボタンが沈んで戻らなくなってしまったのです。持ち主の家族と壊した子の家族との間で、大問題になったことを思い出しました。

キン肉マンのオープニングを聞かなかったら、この記憶の引き出しは一生開かれることはなかったと思います。ものすごく久し振りの記憶との出会いに、思わず泣いてしまいました。

疲れてるんだと思います

まさかキン肉マンのオープニングを聞いて泣くなんて、当時の私は思ってもいなかったでしょう。というか私、当時の私の両親より余裕で年上・・・。お父さんお母さん、こんな変な風に育っちゃったよ。「お母さ〜ん!!」ってもう泣いちゃう。コロナで母の日も会えなかったしね。

みなさんもこんな風に昔の曲を聞いて、涙することはありませんか?私は今回それが、『炎のキン肉マン』でした。作詞・森雪之丞 先生、作曲・芹澤廣明 先生。素晴らしい曲です。

 

そして歌うは串田アキラさんです。「ホントにホントにホントにホントにライオンだ~!」と歌っていた人と言えば、国民全員ご存知だと思います。仕事やコロナで疲れてる心に、深く刺さる歌声です。

(Kick) ルール破りの
(Jump) 悪の超人
さあお遊びはココまでだ
(Attack) ラスト5秒の
(Fire) 逆転ファイター
俺は炎のキン肉マン

いやあカッコ良いですね!!途中どんなに無様だっていいんです。ラスト5秒で勝つヒーロー、憧れますね。今 色々しんどい時期ですけど、この歌詞を胸に乗り切ろうと思います。

最後に33年ぶりに描いた、渾身のミートくん置いておきますね。

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