コーヒーを毎日飲みます。
好きなのかと聞かれると、よく分かりません。なんとなく飲んでる。香りの違いとかもよく分からないし、空腹で飲むと気持ち悪くもなります。
じゃあなんで飲んでるんでしょうか?
そんなことは私にも分からない。冷たい風を肌に感じて「秋だなあ」と思うように、「コーヒーだなあ」と思いながら飲んでる。
コーヒーを飲むのに理由なんていらない。
蓋で困惑するのよ
味にも香りにもこだわりなんてないので、家ではもっぱらインスタントコーヒーを飲んでます。スーパーでその時一番安値の物を買っています。
そうするとですね、ぶち当たる問題がありましてね。
購入直後のインスタントコーヒーには、キャップを外したすぐ下にシールで封がしてあるんです。今まで買ったどのコーヒーにも共通して存在します。
この蓋の処置の正解が分からないんですよね。
例
全貌
キャップを外すと出てくる
これ
開け方の正解が分からない
「開封時にシールのはしで手を切らないよう十分にご注意ください。」と注意書きがしてあるんですが、その「開封時」のことを教えてくれない。
素人はまず端っこからペリペリと剥こうとします。しかし粘着力が強いので、瓶の口にシールが残る!瓶の口周りがボコボコになってしまうんですよね。
そこで私は接着面ではなく、真ん中らへんに指をさして縁に沿ってむしる方式をとっております。
これね
すると今度は「こんなにフルオープン状態でいいのか?香りが飛ぶんじゃないのか?」と、全開封するのか半分残しくらいがいいのかの疑問が出てきます。
この気持ちどこかで…??
ヤクルトだ!!
ヤクルト(金持ちじゃない家はローリーエース)の開封方法も人によって違うと思います。全部剥がす派、指でズボッと適当に穴を開ける派。自分の口に合わせてちょっとだけめくる派など色々いると思います。
しかしヤクルトなんて小鳥の飲み物。一瞬で飲み終わるので、そんなのは好きに飲めばいいのです。
一方インスタントコーヒーは違うんです。
一度開けたらひと瓶飲み切るまで相当の時間を要します。
これは正しい開け方をしないと保存に影響するのではと思い、今回重い腰を上げて調べてみることにしました。まあ雨で暇だったからね!
以降、大手3社さんの見解です。
UCC(上島珈琲)
Q&Aより
瓶天面の紙ラベルは、瓶に付いたふちの部分を残して、内側を完全に切り取ってお使いいただくことをおすすめします。このようにすることで、瓶の口が平らになり、瓶とキャップの間に隙間ができず、キャップをぴったりと閉めることができます。瓶のふちに付いている紙ラベルの一部だけを剥がすと、極わずかな隙間ができ、コーヒーの粉が吸湿し、固化や風味の劣化の原因となることがあります。
分かりやすく画像まで載せてくれていました。
画像引用:UCCお客様窓口
これ、私が今やってるやつ!
合ってたみたい!
周りのNG例みたいなの、歴代の私がやってたやつですね。今もこのNG例状態の人たちは、改めてくださいね。
AGF(味の素AGF)
Q&Aより
瓶口に紙(内ぶたシール)が部分的に残り段差がつくことがないように、ふちの部分を残しながら、切り取ってお使いいただくことを推奨しています。なお、瓶口の紙を内側に折り返したまま使用されると、紙が瓶の中に入る恐れがありますので、完全に切り取ってご使用ください。
瓶とキャップの間に隙間ができず、ふたがぴったり閉まりますので、吸湿・固化や風味劣化を防ぐことができます。
こちらも画像入り
画像引用:AGFよくあるご質問
理由入りで保存性の高さの順に明記してくれていて、とても分かりやすい!でも何故か画像が粗かったです。
こちらは縁を残して一部を切り取る方法を推していました。縁は残す!のは基本みたいですね。
ネスレ日本(昔はネッスルだったよね)
ネスレさんは驚くことに「内蓋の縁を残す残さないで味に違いがでるのか」という企画をやっていました!楽しそうな会社ですね。
よっぽどあの内蓋の開け方についての質問が多いのだと思いました。みんな分かんないよね。
画像をお借りしますと
画像引用:ネスレ日本製品情報サイト
この状態の二つを飲み比べると、やはり右の状態(縁残し)の方が圧倒的に保存状態が良いというものでした。
3社みんな回答的には同じ結果です。
つまり
ふち残し
粘着力が強いため、シールを完全に剥がしきることができないため、剥がすとぼこぼこしてしまう。そのためキャップとの間に隙間が出来てしまうというものです。
画像は粗いですが、AGFさんの説明がとても分かりやすいです。
つまり剥がすのではなく、
ふちを残して切り取る
これが正解のようです。
私、合ってました。合ってたんだ!
参考にしてね!
今回はヤバいくらいに情報発信知的ブログになってしまいました。
合言葉は「ふち残し」
インスタントコーヒーライフを送っている方は、遠慮せずに参考にしてくださいね。
では、最後までお読みいただきありがとうございました。コーヒーの香りを残しつつお別れの時間で〜す(^^)