毎日家に籠っています。皆さんのお家でも、映画やテレビを見る機会が増えていることと思います。
うちは引き籠りにおなじみのAmazonプライムビデオにお世話になっていますが、夫が今『ハイキュー!!』というアニメにはまっていて、休日のテレビは朝から晩まで『ハイキュー!!』が流れています。はっきり言って頭がおかしくなりそうなんです。
『ハイキュー!!』とは
週刊少年ジャンプで連載中のバレーボール漫画です。作者は古舘春一さんで、2012年から始まったようです。私がお年頃になってジャンプを買うのを止めたのは、フリーザ編が終わってトランクスが現代に来たあたりなので、最近の漫画は殆ど知らないのです。夫も漫画は読んでいなくて、Amazonプライムビデオでアニメをたまたま見てドハマリしているのです。
リビングのテレビでずっと見ているんですが、それが1話終わったら次、また次とエンドレスで見ているのです。オープニングを何度聞いたことでしょう。私も一緒に見てはいるのですが、2、3話ならまだしも一日中見続けていると、もう頭がおかしくなってくるのです。
以下に書くことは見疲れであって、決して『ハイキュー!!』の悪口ではありませんが、ファンで気分を害する人がいるかもしれません。先に工藤静香っぽく謝っておきますね。
GOME・ん…ネ(^_-)-☆
登場人物の見分けがつかない
初めに言っておきますが、私はけっこうな年です。若い整った顔の芸能人の顔の区別もつきません。変な顔の人は分かるんですが、なんとこの『ハイキュー!!』、変な顔の人が出てこないのです!
プロゴルファー猿で育った私のような人間からすると、スポーツ漫画の敵役といったら「ミスターX率いる闇プレイヤーみたいのがあの手この手で主人公に挑んでくる」と思いがちですよね。しかし『ハイキュー!!』はさすが現代の漫画、味方もライバルもみんな綺麗な顔をしていて、ちっとも泥臭い感じではありません。みんな爽やかに正々堂々とバレーに取り組んでいるのです。
実に今風ですよ。でもそうすると、私みたいな目が節穴の人間には実に見分けがつきにくいのです。同世代の夫に「見分けがつかない」と言っても、「全然違う!髪型と目が違う!」と一蹴されてしまいます。
これは私が悪いのか・・・?
一部紹介
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岩泉一くん(青葉城西)
赤葦京治くん(梟谷学園)
茂庭要くん(伊達工業)
この3人、見分けつきますか?
静止画だと見分けがつくかもしれませんが、例えばこの3人が少年隊だったらですよ?踊りながら仮面舞踏会歌われた日にゃ、私には絶対残像にしか見えない自信があります。
でもこの子たちは学校が違うので被ることがないです。同じチーム内の登場人物は、基本「髪型と色を変えてくれる」という、年配者でも見分けがつくバリアフリーの配慮はされています。
回想シーンが多過ぎる
これは最近の漫画のあるあるなのかも知れませんが、この『ハイキュー!!』も隙あらば回想しまくります。わずか15~18歳くらいの小童が、なにを回想することがあるのかと思うくらい回想します。時には70過ぎた監督だって、はるか昔の高校時代を回想します。
試合中、そんなに目立った登場人物じゃなくても回想します。ボールを一球打つごとに回想します。なにも試合中に回想しないで、お風呂に浸かっている時にでもゆっくり回想したらいいのにと思ってしまいます。
試合中にあまりにみんなが回想するものだから、次は誰の回想シーンがくるのかドキドキしてしている自分がいます。
クリーンなスポーツアニメ
どんなアニメなの?と不安になってしまったかもしれませんが、これぞ「青春」っていう感じの、とても良いアニメだと思います。
昭和のスポ根のように血まみれになるまで練習するわけでもありませんし、昭和の少女漫画のように敵の靴に画鋲を入れたりもしません。「実は生き別れた兄弟だったんだ!」みたいな出生の秘密もございません。
今時のスポーツアニメです。時代は「爽やか」です!嫌な気持ちになることはないので、この暗い自粛生活の中、楽しく見るのにはもってこいです。
時代といえば、今回『ハイキュー!!』を見て私が最も驚いたことは、「バレーボールが白じゃない」ということでした。
こんなカラフルの使ってた
白一色よりコート上見やすいし、選手の技術も向上するんでしょうね。いや、勉強になりました!
自粛はまだまだ続きます。私のように「バレーボールって白じゃないの⁉︎」というアダルトチームの皆様、この機会に『ハイキュー!!』を見て、ヤングチームの若いエネルギーを吸収するのも良いかもしれませんね。
ただしエンドレスで見ると頭おかしくなるので、そこは休憩を入れつつ自己責任でお願いしますね!