かーさんケットというビスケットをご存知でしょうか。
チョコチップクッキーやバタークッキーでーお馴染み、ミスターイトウが出している昔ながらのビスケットです。
私はこの手の素朴なビスケットが大好きなので、ひっそりと応援しているのです。
パッケージも素朴
お母さんが「おやつですよ」と、山盛りのビスケットを持っているイラストです。
昭和風パーマネントとエプロン姿が、実にノスタルジックな気持ちにさせてくれます。優しそうな瞳の奥に知性も感じるので、叱るべき時に叱り褒めるべき時に褒められる、よいお母さんだと感じますね。
なんでひっそり応援してるのかというと、大々的に応援して変に目立っちゃうと、「令和になってもビスケットの用意をするのはいつもお母さんという決めつけ!性別によるビスケットの押し付けに涙が止まりません!」とか言われたらたまったもんじゃないからです。
なんか最近もう色々めんどくさい世の中なんで、みんなで一緒にビスケットでも食べましょうや!私が用意してあげますからね。
さっそく開封
中身はこんな感じです。実にビスケットらしいレトロでおしゃれな外見ですね。すっごい良い感じに撮れたので、インスタやブログのアイコンに使ってもいいですよ。
日本で「ビスケット」といったら、トップに君臨するのは森永のマリービスケットではないでしょうか。なんと大正時代からあるんですって。大正時代って鬼や鬼狩りがいたころですから、そう考えると凄い歴史ですよね。
一方のかーさんケットは1970年代誕生です。私と同世代!だからパッケージの「お母さん像」が私の心の奥底を刺激してくれたんですね。
今回はそのマリーと比較しながら、かーさんケットを紹介していきますね。
マリービスケット
マリー様
名前の由来はあのマリーアントワネットからです。さすがに見た目も女王然としてますね。
大きさですが、重ねてみたらかーさんケットの方が直径が少し大きめでした。親切に矢印を記してあげましたよ。
後ろに色黒の子がちょろっとはみ出しているのがわかるでしょうか?このくらいの大きさの差。前の色白の子がマリーです。マリーの方がちょっと厚みがありますね。小麦肌スレンダー系のかーさんケットか色白ちょいポチャのマリーか、ここは好みが分かれるところですね。
ちなみにビスケットが乗っているこの可愛いお皿は、ヱビスビールを買った時にオマケでついてきたもので、我が家で刺身皿として大活躍してるという豆知識も挟んでおきましょうか。
こういう無駄な話で脱線してブログがダラダラ長くなるの、今年はやめようと思ってるんですよね。次から気を付けます。
食べ比べる
我が家の可愛い刺身皿から掴み取って食べてみますね。
正直食べ比べてみるまでは同じような味だと思っていましたが、けっこう味の違いがありますよ。嬉しい発見です。
マリーは「圧倒的ミルク感」があります。サックサク食感の中に乳製品のマイルドな味わいがあります。品のある味。
一方のかーさんケットは、「圧倒的小麦粉感」があります。こちらも食感はサックサク。噛みしめるごとに小麦を感じます。素朴で野性味ある味。
これどっちも美味しいですよ。好み云々じゃなくて、ビスケット好きな人なら多分どっちもみんな好き。コーヒー飲みながら交互にエンドレスで食べ続けちゃいますね。
お互い「マリーアントワネット」と「かーさん」の名前にピッタリの味ですね。
ここで「マリーに引けをとらない、素朴なかーさんケットを応援しています!」とかの陳腐な文で締めようと思ったんですが、ヤバい物発見しちゃったんですよね…
ビスケットの天ぷら
かーさんケットを語るなら絶対外せないのが「ビスケットの天ぷら」らしいんですよ。
この天ぷら油の記事によると、岩手県西和賀町の郷土料理にビスケットの天ぷらというのがあって、それに使われるのが我らがかーさんケットらしいんですよ。
この記事内の
町の非公認キャラクター「ビスケットの天ぷらっち」、公認キャラクター「カタクリンコちゃん」もパッケージに使われています。
の一文が気になる。「カタクリンコちゃん?」と話が脱線しそうになるのをぐっとこらえて、ビスケットの天ぷらに話を戻します。
食べたい!!
でも岩手県まで行くの遠い!てか今コロナで行けない!
ということで、手元にかーさんケットもあることだし、家で作っちゃおうと思います(^^)
しかしここまででかなり長くなっちゃったんで、なんと続きは次回!
「ペラペラとくだらねえ脱線ばっかしてるからだろ」ってお叱りもあると思いますが、これでも色々我慢したんだよ〜。
多分明日天ぷら記事を更新するので、四の五の言わずに続きを見にきて下さいね(^^)
~ つづく ~
↓ 続き