いや、ほんとビックリして。
テレビで誰かが「ポップティーンモデルの〇〇ちゃんで~す」って紹介されてたんですよ。
「えっ??」って思っちゃって。
こんな若い子を堂々と「ポップティーンモデル」って紹介していいの?ってそっちの方にビックリしちゃって。
だって、ポップティーンってエロ本だよね?
って思ったからです。
絶対エロ本だった
だって覚えてるもん。
私が小学生だった頃、「めっちゃエロイな!なにこれ?」と見つけた雑誌がエルティーン・おちゃっぴー・そしてポップティーンでした。(後にパステルティーンもあり)
ビックリした私は翌日エロ本評論家の友人に報告に行くと、「女子の雑誌がエロいはずがない」と信じてくれなかったので、実際に見せて評論してもらうことにしたのです。
その友人は同級生の女の子です。彼女の名誉のために言っておきますが、 お兄さんが部屋にいつもエロ本を隠していただけで、彼女自身がエロかったわけではありません。
そのお兄さんは高橋名人の熱狂的信者で、連射にとにかく命をかけていました。当時出ていたシュウォッチ※で練習に練習を重ね、指を負傷して病院通いをしている、というクソださエピソードの持ち主でもありました。
で、評論してもらった
その子を連れて、私がエロ本と主張する雑誌を一緒に読んでみました。
まず男子が読むようなエロ本と決定的に違うのが、それらの雑誌のエロ描写がほとんど体験談だということです。
ティーン雑誌ですから、もちろん10代の女の子。その子たちが自分のした体験を投稿してそれを載せている感じですね。直筆のものや時にはイラスト入りだったりもありました。
評論家から言わせると、
「これはエロ本である」
「しかし男性誌とは明らかに異なるタイプのエロ本である」
ということでした。
男性誌との決定的な違い
体験談ですから、その子の心情なんかも書いてあるんですよね。彼氏への不安や不満…そして当然妊娠への不安ですよね。
男性誌の妄想とかファンタジーと違って、実体験なのでかなり生々しいです。
ちょっとこの辺深刻で、こういう雑誌は〇〇先生の保健講座!的なコーナーもあったりして、「コーラなんかでは絶対に避妊はできない」「病気についての基礎知識」「時には嫌というのも必要」みたいなこともきちんと書いてありました。
男性誌との圧倒的な違いはここだな、女の子の性知識の情報収集の場でもあったんだな、と今では思います。
中高生の女子って、何より脆い時期なんだと思います。
性が身近になる分、どうでもいいことで悩んだり誰かに聞いて欲しい。それがかつてのティーン誌のエロ本化に繋がっていったのかもしれません。
ポップティーンは存続
調べたところ、特にエロ要素の強かったエルティーン・おちゃっぴー・パステルティーンは今は休刊。ポップティーンは形を変えて残っています。
今は紙媒体ではなく、サイトで見られるんですね。
ちょっと見てみたら相変わらず頭は悪そうでしたが、エロ要素は皆無でした。
やっぱりPopteen保健室(JKのヒミツのお悩みを解決)ってコーナーもあって、女子向けにはこれは外せないんだな!と思いました。
お悩みを相談したいのが女子の本質です。他にどんな特集をしてもいいですが、ここはしっかり向き合って欲しいと思います。
結論:現ポップティーンはファッション誌(WEB)
方向転換をして上手く生き残ったのがポップティーンだと今回のブログを書いて思いました。

Popteen(ポップティーン) 2023年 02 月号 [雑誌]
明るく見えても女子中高生はガラスのように脆いので、こういう雑誌作るのってホント大変だと思います。
とっくに中高生時代から離れ過ぎた私なんて、心情全く分かりませんもん。
中高生の未来はポップティーンさんに託しました!
できればもうあんまりエロに舵を切らない方向でお願いしますね(*^^*)
途中から女子に寄り添う社会派ブログになりましたね。最後までお読みいただきありがとうございました。