3月3日はひな祭りですね(^^)
女の子のための華やかなお祭り。しかしそんな可愛らしいお祭りなのに、私の知ってるひな祭りの替え歌は、それはもう悲しすぎるのです。
うれしいひなまつり
あかりをつけましょぼんぼりに~♪
から始まるあの歌。正式タイトルは「うれしいひなまつり」っていうんですって。
お琴っぽいしんみりしたイントロから始まり、「きょ〜うは楽しいひな祭り〜」って全然楽しくも嬉しくもなさそうに歌うあの歌です。
私はノーマルバージョンを歌った記憶がほとんどありません。みなさんもそうじゃないですか?小学生なんてほとんど替え歌で歌ってませんでした?
私の小学校(横浜市)の替え歌はこうでした。
あかりをつけたら消えちゃった~
お花をあげたら枯れちゃった~
五人囃子も死んじゃった~
今日は悲しいお葬式~
救いがなさすぎる
辛いことしか歌っていない。
子供ってまだ死が身近にないから、こういう歌を楽しそうに歌えるんですよね。
しかし人間40も過ぎると、大切な人との別れや自身の病気等が常に隣り合わせなわけですよ。
その状態で今一度この歌を歌うと、なんともやりきれなく悲しいのです。
暗い気持ちを覆そうとつけた明かりは消え、せめて華やかにといけたお花も枯れる。そして五人囃子が死んじゃう。五人まとめて死んじゃう。こんなの、絶対に普通ではあり得ない死因だと思いますよ。想像すらしたくない。
悲しい。
せっかくの女の子のお祭りなのに、なんでこんなに悲しい思いをしなければいけないんでしょうか。
地域差がある
大人になって違う地域の人と触れ合う機会があると、他バージョンのうれしいひなまつりに出会うことがあります。
あかりをつけましょ爆弾に~♪ ドカンと一発ハゲ頭~♪
冒頭これから始まるところも多いみたいです。こちらの歌だと五人囃子の死因が確定しますね。
しかし替え歌ってどうして多くが不謹慎なものになるのでしょうか。
その最たるものが「お正月」ですよね。
お正月
うちの小学校(横浜市)ではこちらでした。
もういくつ寝ると~ お正月~
お正月にはもち食って 喉に詰まって死んじゃった〜
は~やくこいこい 霊柩車~♪
これについてはノーコメントです。
これは替え歌云々の前に、ただの具体的な事故例だと思います。
替え歌ってホント物騒ですよね。
そういえば最近はこのタイプの霊柩車見ないな〜。昔は見たら親指隠してました。
良いひな祭りをお迎えください
お嬢さんの前では正しいひな祭りの歌を歌ってあげてください。
そしてハマグリのお吸い物やちらし寿司、ひな祭りケーキとかいう和なんだか洋なんだかよく分からない謎のケーキを食べたりしてお祝いしてくださいね(^^)
もし自分のお子さんが物騒な替え歌を歌っていたとしても、強く叱らないであげてくださいね。誰もが通る道。いずれ自分で気付く時が来ると思います。あなたのお子さんならきっと大丈夫ですよ(^^)
それでは、最後までお読みいただきありがとうございました。
全国の女の子たち(私も含め)が全員幸せになれますように。