ちょっと言わせてもらいますよ!
流石に我慢ができない。これ以上は看過できない事態が起こってましてね。
すっぱムーチョですよ。
私の愛するポテトチップス、すっぱムーチョのビネガーが、近所のスーパーに売ってないんですよ。
代わりに大量のすっぱムーチョ・梅が陳列されているのです。
私とすっぱムーチョ
すっぱムーチョの話をする前に、私とすっぱムーチョとの出会いを先にお話ししておきましょう。
あれは私が高校生だった30年ほど前のこと。
昔から下ネタと勉強は家庭に持ち込まない主義だった私は、テスト勉強などは
- 通学の電車で立ったまま
- 授業中に他の教科の内職
- 放課後の美術室に忍び込んでやる
という、何とも効率の悪い方法で行っていました。
3に関しては、女子高の放課後なんて勉強になるはずもありません。結局参考書を広げたところで、友達交えて勉強会という名のお菓子パーティになるわけですよ。
購買で買ったお菓子をみんなで食べ合う、そんなことが楽しかったのでしょうね。
その時誰かが「新発売のすっぱムーチョ、おいしいヨ」と持って来たのが、私とすっぱムーチョの出会いでした。
カラムーチョは辛くておいしいけど、ポテチが酸っぱいってwみたいな感じでなんとなく一枚食べたのです。
あまりの美味しさに布教する
もう次の日から布教活動していましたね。
あんまりしゃべったことのない子にも「すっぱムーチョって知ってる?」と、ポテチの袋片手に歩き回っていました。
このおいしさを一人でも多くの人に知ってもらえるなら、たとえ私自身がキモがられても良い。そんな心境でしたね。
湖池屋さん!30年前に横浜の一部ですっぱムーチョの売り上げが一時爆増しませんでした?それ、私のおかげです!
30年も前から現在まで発売してるってことは、やっぱり根強い人気があるんでしょうね、美味しいですもんね(*^^*)
しかし最近、すっぱムーチョ界に異変が起こっているのです。
梅の台頭
すっぱムーチョのすっぱさといえば、それまではビネガーだったのです。しかし途中から梅味が出てきました。
最初は私も静観していました。梅味好きな人もいるもんね(^^)くらいの感覚で。
しかし「梅味おいしいよね!!」という声がどんどん大きくなり、すっぱムーチョといえば梅!と言い張る輩まで出てくる始末。
そして世の中は声のでかいやつか優勢になっていくのです。結果、近所のスーパーのムーチョコーナーの陳列が、
カラムーチョ(スティック)・カラムーチョ(チップス)・スッパムーチョ(梅)
になっていたのです。
頭おかしい。
ビネガーあっての梅だろう。なんで先輩差し置いて梅が前に出てきてんだよ。
あ?
私は怒りで拳を握りしめながら、その店で二度とポテトチップスを買うまいと心に誓いました。ビネガーを置くその日まで。
買って応援
近所のドラッグストアにはビネガーも売ってたから買ってきたよ〜。
最近はなんでもパッケージがおしゃれね
持った瞬間からスリムなのが分かります。一袋55g…
55g??
プロ野球チップスの量じゃない?
お菓子の内容量、本当に昔に比べて減りましたね。「パーティ開けしてみんなでシェア!」なんていう時代ではなくなってきたんですね。
一人でもパーティ開け
やっぱり美味しいですね。30年前とそりゃあ味は変わってると思いますが、あの頃の気持ちに戻れますね。
あの頃、ホントに何をどれだけ食べても太らなかったのに、今じゃあ…って気分が味わえます。
じゃがいもの味がする
けっこうスライスが厚めなんですよ。口に入れた瞬間は酸っぱさが来るんですが、かみしめるとジャガイモの味がしっかりするんですよ。
美味しい。
あっという間に食べちゃった。
梅に負けないで欲しい
いや、梅もいいんですよ?
でも最近ビネガーが蔑ろにされているような気がして、思わず筆を執らずにはいられなかったのです。
ビネガー先輩、私はずっとあなたを推し続けますからね。もっと偉そうに前に出て来て良いんですよ。あなたはもっと前に出るべき人です。
全国のスーパーのお菓子コーナーのみなさま。
すっぱムーチョビネガー、美味しいですよ。
ということで、30年ぶりの布教活動でした。
最後までお読みいただきありがとうございました。