みなさまこんにちは。健康診断、受けてますか?
私は色々あって(←詳しくはクリック)今、顔面が痺れていますが、シビー(痺れ、かつ私のイマジナリーフレンド)を引き連れて健康診断を受けてきました。
バリウムと私
私はバリウムには相当なトラウマがあります。
発端は3年前のこの事件です。
見ての通り凄い下手なイラスト付きなので、読む気が起きないと思います。簡単に早口で説明しますと、
清水国明を女装させたような助手が渡してきた水が少なすぎて発泡剤をうまく飲めずに吐き出してしまい助手にめちゃくちゃ怒られた
です。
今回で最後にしようと思ってた
あれからも健康診断の度にバリウム検査を受けてきました。
しかし発泡剤を飲む時点でいつもあの助手が脳裏をよぎるのです。そしてまた失敗するんじゃないかという不安が襲ってくるのです。
今年から夫が胃カメラにするというのを聞いて、その感想次第で私も胃カメラに切り替えようと思い、今回の健康診断でバリウム検査は最後にしようと思っていました。
そんな気持ちを胸に健康診断を受けに行ってきたのです。
いざ、バリウム室へ
現在の家に引っ越し後、初の健康診断。そして家から近い初めての健診センターです。最後になるだろうバリウム。私の心はドキドキでいっぱいでした。
そして諸々の検査を終わらせ、最後の砦バリウム検査の時が来ました。
私は意を決してバリウム検査室の扉を開けたのでした…
きれいな中条きよしがいた
GOLDEN☆BEST 中条きよし RCAイヤーズ
「あ、どーもー」
と笑顔で迎えてくれたのは、中条きよしからあのギラギラした感じを抜いたような検査技師さんでした。
中条きよしといえば、女を2,000人は抱いてきたような顔をしていますが、その技師さんは1,000人くらい抱いてきたかな?って感じの人でした。
ここには助手はおらず、このきれいな中条きよしが一人で準備も撮影もするようでした。きよしはまず、いつもと同じような筒状の発泡剤を渡してきました。
こんなの
ちなみにこれ、3年前に描いた絵!
今回は水ではなく少量のバリウムを入れた紙コップを渡してきて、「これで発泡剤を一気に飲んでくださいね」と言いました。
私のトラウマタイムの始まりです。
私は少しビクつきながら、「これ、一気に飲まないと口の中で泡立っちゃうんですよね…。私苦手で…笑」みたいに言いました。とても悲しい笑顔だったと思います。
するときよしは、
「あっ苦手ですか!」と言い、発泡剤を小さなカップに半分ずつ入れて、「2回に分けて飲んでみてください(^^)ちょっとずつなら簡単に飲めますよ!」
「あと焦らなくていいですよ(^^)自然に飲んでね」
と爽やかな笑顔で言ってくれました。
きよしカッコよすぎ
小分けにされた発泡剤は難なく飲むことができ、秒で私のトラウマは克服されました。
そしていざ撮影に入ります。
バリウム検査は技師さんの指示通りに自分で台の上を回転しないといけないのですが、ここでもきよしは今までの検査と大きな違いを見せてきます。
指示がソフトなんです。
大抵は「ゲップ我慢して!ハイ!右回り!片ケツ上げて、そこで固定!」などとドS全開の指図をし、みんな心の中で血の拳を握りしめながら回転します。
しかしきよしは違う。
「ゲップ我慢出来るかな?ちょっと右回転して、ごめんなさい!そこで一旦STOPしよう!あ〜そうです!凄い上手(^^) 綺麗に撮れてま〜す」
などと、ソフトな口調で私の回転を褒めてくれるのです。
子供の頃から褒められたことなどほとんどない私が、こんな台の上で褒められるなんて…!私の顔は自然とほころびます。
そして最後、機械からニューっと変な棒みたいのが出てきて、私のお腹を押そうとするのです。
「なにこれ怖い!きよし助けて!」
と思ったと同時に、「これでちょっとお腹押しますよ~。」
「もうゲップは我慢しなくていいですよ^^」
と、恐怖を和らげるような優しい声で言いました。
ご褒美!!
私は棒に腹を押され、グェ~と大きめのゲップを出しながら、きよしの思いやりに感動するのでした。
そして最後、きよしは私の普段の便通がどんな感じなのか聞きながら「調整して飲んで下さいね」と優しく、「でも絶対出し切って下さいね!」と強い口調で、下剤を手渡してきました。
その目はとても綺麗でした。
2,000人は抱いている
「これは1,000人どころではなく2,000人は抱いている」私はそう思いました。
私にはシビー(私のイマジナリーフレンドかつ良心)がついているので大丈夫でしたが、これ普通の女だったら身も心も持っていかれてますよ。
こんな健診センターにここまでの伏兵がいるなんて誰も思ってないでしょうね。世の中の旦那様方、奥様を健康診断に送り出す時は要注意ですよ!
技師によって全然違うんですね
バリウム検査なんて嫌な思いしかしたことなかったんですが、検査技師さんによってこうも違うのかと驚いて、思わずブログに書いちゃいました!
しばらくしたら夫の人間ドックがあります。胃カメラの感想を聞いてから、来年どうするかもう一度考えてみたいと思います。
それでは皆さま、お互いに健康には気をつけましょう!
今回も最後までお読み下さいましてありがとうございました(^^)